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原田幸哉(はらだ・ゆきや)選手はボートレース(競艇)で現役最多のレコードタイムホルダー!元自衛隊員レーサーの魅力を紹介!

原田幸哉(はらだ・ゆきや)選手はボートレース(競艇)で現役最多のレコードタイムホルダー!元自衛隊員レーサーの魅力を紹介!

今回は、元海上自衛隊員という異色の経歴を持ち、現役トップクラスのレコードタイムホルダーという実力者、競艇(ボートレース)の原田幸哉(はらだ・ゆきや)選手をご紹介!

原田選手が競艇選手になったきかっけから、趣味やプライベートでの様子、レースでの特徴などをお伝えします!

原田幸哉(はらだ・ゆきや)選手のプロフィール

「第65回ボートレースメモリアル」での原田幸哉選手
「第65回ボートレースメモリアル」での原田幸哉選手

はじめに、原田幸哉選手のプロフィールを見ていきましょう!

  • 【生年月日】1975年10月24日
  • 【デビュー】1995年6月
  • 【身長】172m
  • 【体重】54kg
  • 【血液型】B型
  • 【出身地】愛知県
  • 【支部】長崎支部
  • 【登録期】76期
  • 【登録番号】3779
  • 【級別】A1級

原田選手は、1975年生まれ愛知県出身の競艇(ボートレース)選手。

所属支部は長崎支部で、同期に横西奏恵選手瓜生正義選手魚谷智之選手らが居ます。

身長は172cmと、競艇選手にしては高身長ですね。

それでは、原田選手について詳しくご紹介していきます!

海上自衛隊からボートレーサーへ、気持ちが抑えられなくなって転身!

ボートレーサー(競艇選手)になる前は海上自衛隊員だった原田選手。

中学卒業後に入隊し、勤務先は広島県の呉で、潜水艦の乗組員だったそうです。

休日はよく競艇場(ボートレース場)に足を運んでいたらしく「ボートレーサーになりたい」という気持ちが抑えきれなくなったのがボートレーサーになったきっかけ。

原田選手は1994年に退職し本栖研修所の試験を受け、ボートレーサーに転身することになります!

幼い頃から父に連れられ競艇場に行った原田選手は、父が舟券を握りしめ勝ち負けする瞬間を横で見ながら、後方を走る選手に対して「どうして諦めるんだ!」と感じていたそうです。

なので、原田選手は「ゴールするまで自分の舟券を持っている人に何かを訴えかけるレースがしたい」とインタビューで話しています。

原田幸哉(はらだ・ゆきや)選手のレーススタイル

「第23回オーシャンカップ」での原田幸哉選手
「第23回オーシャンカップ」での原田幸哉選手

原田選手のレースでの魅力は、何と言っても抜群のスタート力と、迫力満点なモンキーターン!

高長身である原田選手の魅せるモンキーターンは、特にスピード感に溢れています。

進入は基本枠なりですが、強引な前づけまではしませんがチャンスがあれば内よりのコースを狙います。

平均スタートタイミングは0.11と非常に速く、SGクラスの選手の中でもトップクラスのスタート力を持っています。

また、原田選手はダンプでも有名で、これが不良航走による反則になることもあり、ギリギリのところで勝負している印象もあります。

現役最多のレコードタイムホルダー

原田選手は、現役最多のレコードタイムホルダーというだけあり、その速さはまさに本物!

原田選手は現在、以下の5つの競艇場での歴代コースレコードを更新しています。

  • 【江戸川】2001年1月29日(タイム:1.44.0)
  • 【浜名湖】2004年2月28日(タイム:1.44.3)
  • 【尼崎】1998年11月22日(タイム:1.43.2)
  • 【鳴門】2004年4月25日(タイム:1.42.8)
  • 【宮島】2004年12月12日(タイム:1.43.7)

原田選手のスピード溢れる走りにぜひ注目してみてください!

原田幸哉(はらだ・ゆきや)選手の優勝歴

つぎに、原田選手のSG・G1での優勝歴を見てみましょう!

SGの優勝歴

  • 【2002年】第49回全日本選手権競走(平和島)
  • 【2004年】第14回グランドチャンピオン決定戦競走(浜名湖)
  • 【2009年】第12回競艇王チャレンジカップ(常滑)

G1の優勝歴

  • 【2000年】新鋭王座決定戦競走(びわこ)
  • 【2002年】競艇キングカップ(児島)
  • 【2002年】モーターボート大賞(大村)
  • 【2004年】宮島チャンピオンカップ(宮島)
  • 【2005年】近松賞(尼崎)
  • 【2006年】宮島チャンピオンカップ(宮島)
  • 【2007年】モーターボート大賞(芦屋)
  • 【2007年】ダイヤモンドカップ(常滑)
  • 【2011年】近松賞(尼崎)
  • 【2012年】マーメイドグランプリ(常滑)
  • 【2015年】海の王者決定戦(大村)
  • 【2017年】競帝王決定戦(下関)
  • 【2017年】ダイヤモンドカップ(大村)
  • 【2019年】海の王者決定戦(大村)
  • 【2020年】高松宮記念特別競走(住之江)
  • 【2020年】ツッキー王座決定戦(津)

原田選手は、2002年10月にボートレース平和島で開催された「第49回全日本選手権競走」でSG初優勝を飾ります。

近年SG優勝はしばらくありませんが、その強さは健在であり間違いなくトップクラスの選手と言えるでしょう。

4度目のSG優勝に期待です!

原田幸哉(はらだ・ゆきや)選手の獲得賞金は?

「第65回ボートレースメモリアル」での原田幸哉選手
「第65回ボートレースメモリアル」での原田幸哉選手

つぎに、気になる原田選手の獲得賞金を見てみましょう!

  • 【2015年】20位:53,178,000円
  • 【2016年】21位:54,936,000円
  • 【2017年】16位:68,569,000円
  • 【2018年】54位:41,244,000円
  • 【2019年】15位:76,080,000円
  • 【2020年】22位:66,878,000円

2015年~2020年までの獲得賞金ランキングを見ると、2018年には54位と他の年に比べると低めですが、どの年も上位争いに食い込んでいることが分かります。

流石ですね…!

そんな原田選手はどんな私生活を送っているのでしょう?

少しプライベートについて調べてみました。

原田幸哉(はらだ・ゆきや)選手のプライベート

沖縄県に自宅を構える原田幸哉選手
沖縄県に自宅を構える原田幸哉選手

つぎに調べたのは、原田選手のプライベートについて。

ちなみに、趣味や特技はゴルフ・ピアノだそうですよ!

沖縄県在住・自宅にはプールも!?

原田選手は以前愛知県に住んでいましたが、2009年2月に再婚し、2011年7月に沖縄県南城市へ移住しています。

しばらく所属は愛知支部のままでしたが、2017年4月に妻の出身地である長崎支部に転籍し、現在沖縄県に住んでいます。

敷地内にはハイビスカスやヤシの木が生い茂り、プールまであるそうですよ!

休みの日はハンモックに横になり、海を眺めながらビールを飲むなんて生活を送っているそうです。

羨ましいですね…!

プライベートで存分にリラックスして過ごしていることが、レースでの強さに繋がっているのかもしれませんね!

元中日ドラゴンズの井端弘和さんと仲良し

原田選手の交友関係について。

原田選手と元中日ドラゴンズの井端弘和さんは、井端さんが中日ドラゴンズ在籍時代から仲が良い事で有名です。

2009年のSG競艇王チャレンジカップの開催前に、中日スポーツに寄せられた井端さんによる激励文が励みになり、原田選手は優勝したということも。

激励文の内容は、「愛知のエースはもうお前じゃなくて池田浩二(A1級・愛知支部の競艇選手)だ」という、一見挑発的な文章。

しかしこれは、二人の仲が良いからこそ送れる文章であり、原田選手はこれに対し「はじめはカチンときたが、逆に励みになった」と話しています。

実際にこれで優勝しているなんて、素敵な話ですね!

まとめ:原田幸哉(はらだ・ゆきや)選手の今後の目標は賞金王!

「今後の目標は賞金王」と語る原田幸哉選手
「今後の目標は賞金王」と語る原田幸哉選手

あるインタビューで、「ボートレースとは自分の夢」と語っていた原田選手。

一度は海上自衛隊として勤務するものの、ボートレースへの憧れを捨てきれずに転身した、原田選手だからこそ出てくる言葉だと思います。

そして、沖縄県の海沿いにプール付きの自宅を持つという暮らしも納得の獲得賞金額を誇る原田選手!

現役最多のレコードタイムホルダーであるように、圧倒的なスピード力を持つ原田選手の今後の目標は「賞金王」と語っており、それが実現する日もそう遠くないのではと思います。

これからも原田選手の活躍がとても楽しみです!