平尾崇典選手のプロフィール
まずは平尾崇典選手の基本情報から見ていきましょう。
- 【生年月日】1972年10月19日
- 【デビュー】1996年5月
- 【身長】170cm
- 【体重】49kg
- 【血液型】AB型
- 【出身地】岡山県
- 【支部】岡山支部
- 【登録期】78期
- 【登録番号】3822
- 【級別】A1級
平尾崇典選手は1996年に78期生としてボートレース児島でデビューを果たしました。
従弟もボートレーサー!師弟関係や同期は?
以下に平尾崇典選手のボートレース界での主な関係者情報をまとめました。
- 【同期】村田修次選手、秋山広一選手、佐々木和伸選手など
- 【従弟】山本寛久選手
- 【師匠】黒明良光元選手
- 【弟子】山口達也選手
師匠は元ボートレーサーであり現在ボートレース児島の専属解説者として活躍中の黒明良光さんです。
同じ岡山支部であり弟子の山口達也選手とはプライベートでも仲が良く、休みの日にはノックもせずに家に入ってきてしまうのだとか(笑)
家族のように親しい師弟関係なのでしょうね♪
トレードマークはマスク!「児島のサイレントイーグル」の由来は!?
平尾崇典選手は師匠の黒明良光さんが創設した岡山支部のプロペラ研究グループ「イーグル会」に所属しています。
平尾崇典選手の「児島のサイレントイーグル」というキャッチフレーズは2012年の賞金王決定戦時に決まり、「普段なかなか感情を表に出さない男が静かなる闘魂を燃やしている」ということを表しているそうです。
そんな自分自身を語らない平尾崇典選手は普段からよくマスクを着用しています。
レース前はあまり声をかけられたくないそうでマスクを着けていると効果があるのだとか(笑)
20日で20kgの減量に成功した過去がある!?
平尾崇典選手は過去に20日で20kgの減量に成功したとボートレース専門誌のインタビューで話しています。
減量に成功したのは20日間飲まず食わずの断食をしていたからだそう。
もちろんおすすめはできませんし、ボートレーサーとしての体型をつくるために過酷な過去があったのですね。
常に49kgの体重をキープしている平尾崇典選手ですが身長が170cmあるため、現在でも体型維持をする努力をしていることでしょう。
ストイックな世界であり、ストイックな選手であることがわかります。
家族を大切にする「お父さん」としての平尾崇典選手!
平尾崇典選手は一般の女性と結婚していてお子さんもいます。
休日は家族の時間を大切にしていて旅行なども楽しんでいるそうです。
お子さんは将来はお父さんのようにボートレーサーになりたいと話しているそうですが、平尾崇典選手はお子さんに公務員になってほしいと考えているのだとか。
平尾崇典選手自身がボートレース界の厳しさをよくわかっていますし、安定を考えたら子供にはボートレーサーの道を勧めたくないのかもしれません。
父親として子供を想う気持ち、将来父親のようになりたいと考える子供の気持ち、両方から良い父子関係であることが伝わってきますね。
「史上最大のどんでん返し」を決めたSG初優勝!数々の優勝歴に迫る!
平尾崇典選手には以下の通りSGで2回、G1で5回の優勝歴があります。
【SGの優勝歴】
- 2012年11月25日 児島 第15回競艇王チャレンジカップ
- 2018年12月24日 住之江 第33回グランプリ/グランプリS – シリーズ戦
【G1の優勝歴】
- 2005年9月19日 丸亀 京極賞開設53周年記念競走
- 2008年4月8日 びわこ 開設56周年記念 びわこ大賞
- 2010年2月28日徳山 徳山モーターボート大賞
- 2013年1月27日 徳山 中国地区選手権競走
- 2018年4月12日住之江 太閤賞競走開設62周年記念
2012年にSG初優勝を果たした時には賞金ランキングで一気に43位から8位にまで繰り上がり、当時の新聞では大きく「史上最大のどんでん返し」と見だしがつくほどボートレース界を賑わせました。
また、上記の他にも一般競走では70回近くにも及ぶ優勝歴があり、近年でもコンスタントに優勝を飾っています。
デビューから25年目となる今でも常に優勝争いに絡む実力を持っているということですね。
2019年には一体何が!?平尾崇典選手の過去の年間賞金ランキングに注目!
続いて平尾崇典選手の過去10年の年間賞金ランキングの順位と獲得賞金額を見ていきましょう。
- 2020年 88位 40,023,000円
- 2019年 ランク外(228位 27,593,000円)
- 2018年 14位 65,739,230円
- 2017年 82位 34,797,000円
- 2016年 ランク外(165位 25,490,000円)
- 2015年 ランク外(116位 28,408,000円)
- 2014年 62位 35,970,000円
- 2013年 61位 35,843,000円
- 2012年 6位 84,489,000円
- 2011年 33位 44,894,000円
SGで優勝している2012年と2018年の順位がズバ抜けていることがわかりますね。
また、近年では2019年に大きくランキング順位を落としていますが、これには大きな理由がありました。
2019年にB2級に一時降格していた…!
平尾崇典選手は2019年に2回のフライングで90日間のフライング休みを経験しています。
さらにこの頃、事故点過多の影響でSGレースへの選出も除外された結果、B2級へと降格していました。
ネット上では「平尾崇典選手をレースで見られなくなるのが寂しい」という声が飛び交う中、フライング休み中の選手インタビューでは「必ず戻ってきます」と笑顔で話し、ファンを安心させてくれる場面も。
現在は復帰し、以前と同じくA1級として活躍を続けています。
平尾崇典選手の得意技は「地蔵乗り」
平尾崇典選手は「地蔵乗り」という変わったターンを得意としています。
ターンをする時に膝立ちになり、膝で体重を支えて体重をかける方法です。
地蔵乗りは「小回り」に優れていることが特徴です。
最近使用する選手が多い「モンキーターン」とはまた違う方法でファンを魅了します。
平尾崇典選手の地蔵乗りにぜひ注目してみてください。
まとめ:「児島のサイレントイーグル」平尾崇典選手は人一倍ストイックで優しい男!
普段はなかなか感情を表に出さないと言われている平尾崇典選手ですが、人一倍自分に厳しいボートレーサーであり、家族想いの心優しい父親であるということがわかりました。
2019年にはB2級に一時降格してしまったりと波乱万丈な時期もありましたが、現在はA1級に復帰し、活躍を続けています。
2021年にはボートレース界にどんな盛り上がりを見せてくれるのか楽しみですね。