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中島孝平(なかじま・こうへい)選手のキャッチフレーズは寡黙なる闘神!ボートレーサー(競艇選手)としての数々の魅力に迫る!

中島孝平(なかじま・こうへい)選手のキャッチフレーズは寡黙なる闘神!ボートレーサー(競艇選手)としての数々の魅力に迫る!

今回注目のボートレーサーは福井支部のエース・中島孝平選手!

2013年の賞金王決定戦出場時につけられた「寡黙なる闘神」というキャッチフレーズでも知られています。

ピットで黙々と作業し、黙々とレースに臨む姿に由来しているのだとか。

2010年にはSG初優勝と同時に賞金王に輝いています

そんな中島孝平選手の魅力をたっぷりお届け!

中島孝平選手のプロフィール

第23回オーシャンカップでの中島孝平選手
第23回オーシャンカップでの中島孝平選手

まずは中島孝平選手の基本情報を見ていきましょう。

  • 【生年月日】1979年11月8日
  • 【デビュー】1999年5月
  • 【身長】160cm
  • 【体重】53kg
  • 【血液型】AB型
  • 【出身地】福井県
  • 【支部】福井支部
  • 【登録期】84期
  • 【登録番号】4013
  • 【級別】A1級

1999年に84期生としてボートレース三国でデビュー。

同期には堀之内紀代子選手・中村有裕選手・向井美鈴選手・笠原亮選手がいます。

2003年には最優秀新人選手に選出されたりと早い段階で注目のボートレーサーとなり、G1初優勝を果たした2007年以降は目覚ましい活躍を見せSG常連のトップレーサーへと成長を遂げました。

武田光史選手との師弟関係

中島孝平選手の師匠は同じ福井支部のペラグループの先輩でもある武田光史選手です。

中島孝平選手は新人の頃から「絶対にフライングはするな」という武田光史選手からの教えを想い続け、今でも一走一走大事に走っているようです。

中島孝平選手は「寡黙なる闘神」というキャッチフレーズがつけられるくらいですから、感情を表に出さずに溜め込んでしまうことがあるそう。

武田光史選手はそんな中島孝平選手を気にかけて頻繁に電話をくれたりと優しくて熱い師匠なのです。

律儀な性格の中島孝平選手。上がり症な一面も…!

中島孝平選手はレースが終わった後は一緒に出走した選手全員に自らお礼を言いに行ったりと、とても律儀な性格です。

階級やキャリアに関係なく誰に対しても思いやりの気持ちを大切にし、礼節をわきまえるところも選手として一流ですね。

トークショーが苦手な中島孝平選手
トークショーが苦手な中島孝平選手

一方で極度の上がり症という一面も持つそうです。

喋ることを苦手とし、人前に立つトークショーなどはレースよりも緊張するのだとか(笑)寡黙な選手なので私生活のことはあまりSNSなどネット上でオープンにせずミステリアスなところがありますが、一般の女性と結婚していてお子さんがいることがインタビューで明らかになっています。

2010年にはSG初優勝&賞金王に…!数々の優勝歴に迫る!

中島孝平選手には以下の通りSGで2回G1で6回G2で1回の優勝歴があります。

【SGの優勝歴】

  • 2010年12月23日 住之江 第25回グランプリ(賞金王決定戦)
  • 2018年5月27日 尼崎 第45回笹川賞

【G1の優勝歴】

  • 2007年7月19日 三国 三国モーターボート大賞
  • 2008年9月11日 桐生 赤城雷神杯競走 開設52周年記念
  • 2010年5月20日 唐津 全日本王者決定戦 開設57周年記念競走
  • 2010年8月3日 鳴門 大渦大賞 開設57周年記念競走
  • 2011年2月6日 平和島 開設56周年記念 トーキョー・ベイ・カップ
  • 2013年2月3日 三国 第56回 近畿地区選手権

【G2の優勝歴】

  • 2012年4月 三国 モーターボート大賞

2010年にボートレース界最高峰のレース「グランプリ」でSG初優勝!

賞金1億円を獲得とともに2010年の賞金王に輝きました。

また、2011年にボートレース平和島で開催されたG1競走では降雪による交通機関不通の影響で2日目からの参戦となりますが予選トップ通過で優勝

大会初日に出走せずに予選通過をするケースはなんと15年ぶりだったということで話題になりました。

賞金ランキングでは毎年上位!しかし2019年に何が!?

第45回ボートレースオールスターでの中島孝平選手
第45回ボートレースオールスターでの中島孝平選手

続いて中島孝平選手の過去の年間賞金ランキングの順位と獲得賞金額を見ていきましょう。

  • 2020年 74位 42,309,333円
  • 2019年 ランク外
  • 2018年 7位 86,562,000円
  • 2017年 27位 50,468,200円
  • 2016年 31位 47,931,000円
  • 2015年 14位 63,742,000円
  • 2014年 33位 44,993,000円
  • 2013年 4位 110,788,600円
  • 2012年 15位 60,895,000円
  • 2011年 31位 45,157,000円
  • 2010年 1位 193,812,000円

2010年は賞金王に輝いたことから2億円に近い賞金額ですね…!

近年は一般競走での優勝が目立ちますが年間賞金ランキングでは毎年のように上位をキープしており、2018年には2回目のSG優勝を飾り7位にランクインしています。

しかし、その翌年の2019年にランク外となり以降、順位を落としています

これには大きな理由があったのです…!

A2級に一時降格していた…!

中島孝平選手は2019年5月にボートレース福岡で開催されたSG競走「第46回ボートレースオールスター」にて航法指示違反により即日帰郷の処分を下されました。

その後3ヵ月間の出場停止処分に、SGレースへの選出も除外された結果、2020年前期にA2級へと降格してしまいます。

しかし、そんな苦境を乗り越え2020年後期にA1級に復帰

賞金ランキングでは74位でしたが、ランク入りをしていますし順位を取り戻しつつあるのではないでしょうか?

処分が解除されてA1級としてスタートした2021年はどんな活躍を見せてくれるのか楽しみですね。

安定感が魅力的!中島孝平選手のレーススタイル!

第33回グランプリ/グランプリSでの中島孝平選手
第33回グランプリ/グランプリSでの中島孝平選手

中島孝平選手は基本的に「粋なり進入」でどのコースからでも1着を獲れる実力を持っています。

平均スタートタイミングは0.16と平均的でスタート事故は少ないです。

ターン能力や着順の平均など全てにおいてバランスが良いとされています。

また、毎年コンスタントに勝率7点台を叩き出しているため、非常に安定感のある選手だと言えるでしょう。

ハイレースで活躍しているだけあって舟券に絡む確率が高いため、中島孝平選手が出場するレースは要チェックです。

まとめ:「寡黙なる闘神」中島孝平選手は律儀な一流レーサー!

中島孝平選手は新人の頃から師匠からの教えをずっと忘れることなくレースを一走一走大切にしていたり、走り終わった後は出走したメンバーに自らお礼を言いに行ったりと、律儀な姿が魅力的な一流レーサーだと言えるでしょう。

A2級に降格してしまったりと波乱万丈な時期もありましたが、そんな苦境を乗り越えて今でもA1級として活躍を続けています

2021年もすでに数々のハイレースへの出場が決まっているので、今後のさらなる活躍が楽しみです。