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齊藤仁(さいとう・じん)選手は差しの名手!

齊藤仁(さいとう・じん)選手は差しの名手!

齊藤仁(さいとう じん)選手は、東京支部に所属しているA1級の競艇選手。

1998年にデビューし、2012年にG1初優勝を果たしました。

差し・捲り差しを得意としており、イン・センターコースで高い3連対率を誇っています。

当記事ではそんな齊藤選手について徹底分析します!

齊藤浩二選手のプロフィールを紹介!

第23回オーシャンカップでの斉藤選手
第23回オーシャンカップでの斉藤選手
  • 生年月日 1977年06月21日
  • 出身地 東京都
  • 身長 167cm
  • 体重 51kg
  • 血液型 A型
  • 所属 東京支部
  • 登録期 83期
  • 登録番号 3978
  • デビュー日 1998年11月11日

齊藤選手は愛知県出身。 1998年11月11日に地元である平和島競艇場でデビュー。

2012年には桐生で行われた「2012年赤城雷神杯」で、G1初優勝を果たしました。

同期には重野哲之選手、須藤博倫選手らがいます。

師匠は出晴政信元選手です。

齊藤選手は差しの名手

齊藤仁選手は差し・捲り差しを得意とする選手です。

しかし、どのようなレースでも無理に差しを狙うという訳ではなく、状況によっては捲りという択を選ぶこともできる、柔軟な判断力を持った選手です。

虎視眈々と爪を研ぎ澄ませ、ターンマーク手前でうまく隙を見つけた時にだけ、鋭い差しをみせてくれます。

森高一真選手との美談

2013年の11月に津競艇場で行われた「第16回競艇王チャレンジカップ」でのこと。

この大会で齊藤選手と共に1号艇で優出したのが、銀河系軍団で知られる85期生の森高一真選手でした。

この大会で森高選手は見事逃げが決まり、優勝を果たします。

しかし、同レースで3着になった齊藤選手が、賞金ランキングで森高選手よりも順位を上回って12位にとどまりました。

森高選手は当大会でSG初優勝を果たすも、惜しくもあと一歩というところで賞金王決定戦への出場権を得ることができなかったのです。

この結果を受けて森高選手は、レース後のインタビューで

『仁さんが1年間頑張ってきた結果だと思う。賞金王決定戦に出場するのは、仁さんがふさわしい』

という素晴らしいコメントを残しています。

優勝した自分を差し置いて、賞金王に出場を決めた齊藤選手へ、賞賛の言葉を送ったのです。

この森高選手のコメントに、多くの競艇ファンが感銘を受けました。

この翌年から賞金王決定戦はグランプリに名称を変更し、出場資格も賞金ランキング上位12位から、18位までに緩和されています。

齊藤選手の特徴

第33回グランプリSでの齊藤選手
第33回グランプリSでの齊藤選手

2020年5月1日~10月31日までの集計データによると、1コース3連対率は87.0%とかなりの高水準でした。

齊藤選手が1号艇に番組されたレースでは、1号艇1着が固い買い目となります。

  • 1コース進入 87.0%
  • 2コース進入 72.2%
  • 3コース進入 71.4%
  • 4コース進入 79.2%
  • 5コース進入 45.5%
  • 6コース進入 30.8%

齊藤選手は2~4コースを取ったレースでも70%を超える高い3連対率を保持しています。

また、進入コースによって、獲りやすい着順に偏りがあります。

1・3コースは1着率が、4コースは2・3着率が、6コースは3着率が比較的高い傾向にあります。 (1・5コースは1~3着率がほぼ均等です)

また、基本的にコース取りの際は枠なり進入を守る選手です。

齊藤選手のグレード別戦績について

2021年1月22日現在、選手の各グレードの出場節数は、一般競走が「395回」、G3が「36回」、G2が「23回」、G1が「126回」、SGが「39回」です。

SGでの3連対率は「42.4%」、一般競走での3連対率が「74.1%」になります。

出場節数から、主にG1・SGで活躍している選手だということが分りますね。

2番目に出場回数の多いG1での通算3連対率は「65.0%」です。

齊藤選手が強い会場って一体どこ?

齊藤選手の各会場における3連対率を見てみると、一番低いのが丸亀・宮島・福岡・唐津「約59%」で、高いのが児島「約76%」でした。

3連対率が70%を超える会場は、児島を含めて、浜名湖・三国・下関と地元会場である多摩川の5会場です。

地元会場は出場節数も多いので、多摩川で齊藤選手の名前をみつけたときは積極的に舟券を買っていきましょう。

齊藤選手の主な優勝歴

SG

なし(優出5回)

G1

  • 2012年05月17日 開設56周年記念競走・G1赤城雷神杯(桐生競艇場)
  • 2012年05月16日 G1全日本覇者決定戦開設61周年記念競走(若松競艇場)
  • 2020年11月08日 開設67周年記念競走トコタンキング決定戦(常滑競艇場)

G2

なし(優出2回)

G3

なし(優16回)

2021年1月22日現在、齊藤選手のSG優勝の経験はまだありませんが、優出は3度しています。

ちなみに、一般競走の優勝回数は43回です。

賞金獲得ランキングの順位

齊藤選手の気になる獲得賞金ランキングの順位はこちら!
齊藤選手の気になる獲得賞金ランキングの順位はこちら!

齊藤選手は例年、賞金獲得ランキングの100位圏内に入るトップレーサーです。

ここでは、2006年以降の齊藤選手の賞金獲得ランキングの順位を一覧にしています。

  • 2020年 42,821,780円 71位
  • 2019年 100位圏外
  • 2018年 44,622,000円 44位
  • 2017年 34,746,000円 71位
  • 2016年 43,777,360円 40位
  • 2015年 38,271,000円 55位
  • 2014年 34,094,000円 71位
  • 2013年 68,241,000円 11位
  • 2012年 50,373,000円 21位
  • 2011年 100位圏内
  • 2010年 33,475,000円 79位
  • 2009年 100位圏内
  • 2008年 100位圏内
  • 2007年 39,270,000円 55位
  • 2006年 35,067,000円 86位

まとめ:齊藤選手は、イン・センターからの差しが強い!

齊藤選手は差し・捲り差しを得意とする選手です。

1998年にデビューし、2012年にG1初優勝&G1を同年2タイトル制覇。

2020年には8年ぶりにG1優勝しました。

2021年以降も念願のSG優勝を果たせるのか、今後の活躍に注目の選手です。

具体的な舟券戦略面においては、齊藤選手が一般競走かG1でイン・センターコースが取れそうなレースがあれば、積極的に舟券に絡ませましょう。

また、地元会場の多摩川での勝率も高いので、齊藤選手が出場する節は齊藤選手を軸に買ってみてはいかがでしょうか!