競艇・清水愛海(しみずあみ)予想の仕方、天才女子ボートレーサー攻略法
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清水愛海(しみずあみ)はデビュー3年目にしてA2級へ昇格。
ルーキーとは思えないターン力を武器に、3着以内を量産しています。
競艇ファンからは天才レーサーと呼ばれ、レディースオールスター2023では10位選出など、飛ぶ鳥を落とす勢いです。
そんな清水選手のレースは、どんな特徴があるのでしょうか。
各コースごとに予想の仕方を見てみましょう。
また、師匠や競艇選手になった理由も紹介します。
清水愛海・コース別予想の仕方、舟券攻略
清水選手は新人レーサーなので、インコースを走り始めたのは2022年5月から。
3、4コースは2022年2月から出走しています。
※新人レーサーはデビューして1年間、6コースからの出走がメインになります
そのため、データは直近半年間を参照します(2022年7月~2023年1月)
それでは1コースから見ていきましょう。
(清水愛海・コース別勝率)
コース | 1着率 | 2連対率 | 3連対率 |
---|---|---|---|
1 | 42.9% | 71.4% | 92.9% |
2 | 27.8% | 66.7% | 72.2% |
3 | 26.3% | 52.6% | 73.7% |
4 | 11.8% | 52.9% | 58.8% |
5 | 0% | 20% | 26.7% |
6 | 0% | 14.3% | 38.1% |
※データ集計期間:2022年7月~2023年1月
1コース予想・イン勝率低め、ルーキーなのでイン戦に不慣れ
まずはインコース(1コース)です。
1Mは、新人離れした小回り旋回が特徴。
差し場が空きづらく、2コースが窮屈になります。
その証拠に清水愛海のイン逃げ時、2コース2着率は0%。
「清水-2」の信頼度は低めです。
2の代わりに連動するのは34。
おすすめの買い目は「清水-34」です。
そして、まくられ負けのレースを見ると、清水選手はあまり抵抗しません。
例えば3のまくりに抵抗すると、13が飛んで着外になりますが、それが無いということです。
よって大敗が少なめ、外枠に攻める選手がいても、着内に残す予想「〇-〇-清水」がおすすめです。
データを見ると、1コースの3連対率は83%と高め。
とはいえ、1号艇での出走回数は半年間でたったの14回。
今後、勝率が大きく変わる可能性も十分あります。
(清水愛海・1コースまとめ)
- イン勝率43%(半年間)、イン勝率50%(女子戦)
- 出走回数は14回と極小
- 2022年5月からイン戦を走り始める
- 着内予想がおすすめ
- 2の差し場が空かないターンをする
2コース予想・逃し率高め、インが逃げやすい
2コース1着率は18%(6ヶ月)と高め。
さらに女子戦での2コース1着率は21%もあります!
女子レーサーで2コース勝率20%越えは一流選手だけ。
清水愛海は2コースも得意です。
ターンはゆっくり落として小回りする印象。
新人とは思えない程落ち着いています。
2コースの決まり手は「まくり、差し」が2本ずつ(1年間)
さらにジカまくりまで使います。
もちろんデータ数が極小なので鵜呑みにはできません。
しかし、新人レーサーで2コースまくり(ジカまくり)を打つ選手はかなり例外。
清水選手の器用さが伺えますね。
なお、逃がし率は約70%(6ヶ月)と、かなり高め。
その理由は「速いスタート&無駄のない小回りターン」でしょう。
3コースは攻めづらく、4コースも差し場が開きません。
清水愛海が2コースに入った時は、インの信頼度がグッと上がります。
(清水愛海・2コースまとめ)
- 2コース勝率18%(半年間)、2コース勝率21%(女子戦)
- ゆっくり落として小回りする
- ジカまくりもある
- 逃し率約70%→1コースが逃げやすい
3コース予想・まくりが多い、抵抗すれば大敗
3コースはまくりが多め。
(まくり/まくり差し:7割/3割)といったデータになっています。
レース数は少ないのですが、かなりまくり気質な印象。
例えば4コースがスタート覗いて握っても、抵抗するように3から握ります。
その場合、4の攻めをまともに食らって大敗することも・・・
隣に伸びる選手がいたら要注意です。
また、まくり決め打ちではなく、インの動きを見て柔軟にまくり差しに落とすことも可能。
この点は3コース2連対率(50%以上)の高さに影響しているようです。
3コースから1着狙いならまくり。
連動はセオリー通り「3-4」がおすすめです。
(清水愛海・3コースまとめ)
- 3コース勝率26%
- まくりが多い、強引にまくる印象
- 3コース2連対率50%以上、3連対率70%以上
4コース予想・2連対率は50%以上
4コース勝率は約12%とソコソコ高め。
ただし平均STが0.19と遅いので、1着狙いは厳しいです。
対して、4コース2連対率は50%以上もあります。
基本は差し狙いですが、展開を突いたまくり差しも可能。
それでも4コースまくり差し決着は0本なので、やはり2着付け。
4コースは(差し・まくり差し)の2着がおすすめです。
(清水愛海・4コースまとめ)
- 平均STが遅い
- 2連対率は50%以上
- 1着は厳しい
- 4コースは(差し・まくり差し)
5コース予想・2連対率高め、1着は無い
5コース1着率は0%。
アタマから買うのはまだ早そうです。
対して2連対率は22%、3連対率は28%。
2、3連対率の差が少ないので、気配が良さそうなら2着付けが良さそうです。
過去の5コース戦を見返すと、スタート負けが多い印象。
Sさえ切れたら、持ち前の旋回力で活躍しそうです。
(清水愛海・5コースまとめ)
- 1着率は0%
- 気配が良さそうなら2着付け
- スタート負けが多い
6コース予想・3連対率35%!道中追い上げる
6コースの1着率0%、2連対率15%ですが、3連対率は35%もあります。
これは女子選手でトップクラスの数字。
よほどの理由がない限り、3着付けは外せません。
1Mの攻防では6番手が多めですが、道中上がってくるレースが目立ちます。
やはりスピードターンでの小回りが特徴的。
6コースでも侮れません。
(清水愛海・6コースまとめ)
- 3連対率35%
- 道中追い上げる
スタートタイミングを考察!
清水愛海のコース別スタートタイミング(ST)を見てみましょう。
- 1コース:0.13 ※速い
- 2コース:0.20
- 3コース:0.13 ※速い
- 4コース:0.19
- 5コース:0.16
- 6コース:0.18
※データの集計期間:2022年6月~12月
各コースによって大きくSTが違いますね。
13コースは速く、5コースは普通、246コースは遅めとなっています。
注目は1、3コース。
1コースは出走数が少ないせいか、勝率約43%と低め。
スタートが早くても「イン逃げ失敗の予想」がおすすめです。
ただし、今後は1コース出走数も多くなります。
イン戦に慣れてきたら、予想を変える必要がありそうです。
3コースも注目です。
スタートが早ければ、まくりが決まります。
節間STが決まっている場合、「3-4」が狙い目です。
スタート事故・フライング(F)は多い?
続いてスタート事故を見てみましょう。
清水選手はデビュー後、4本のフライングを切っています。
- 2020年11月:下関(F)
- 2021年5月:下関(F)
- 2022年12月:三国(F)
- 2022年10月:三国(F)
4本の内、3本はデビュー後1年以内です。
新人レーサーのスタート事故が多いのは当然。
よって、Fが多いとは言えないようです。
とはいえ、出走数の少なさからデータの信頼度は低め。
フライングが多い・少ないの判断は、もう少し先になりそうです。
清水愛海が天才と呼ばれる理由・女子養成所チャンプ~活躍まで
![清水愛海が天才と呼ばれるワケ・女子養成所チャンプ~活躍まで](https://boat-fan.jp/_common/img/racer/thumb/572_img2.webp)
清水愛海は127期の訓練生としてボートレーサー養成所に入りました。
127期の訓練生は52名(男子32名・女子20名)
その内、デビューした新人レーサーは29名です。
その29名中、14名が女子選手。
127期は多くの女性訓練生が生き残りました。
もちろん、これは女子戦の人気を反映した結果。
今後も女子レーサーの数が増えそうです。
そんな127期の卒業レース、優勝したのが清水愛海でした。
女子が養成所チャンプになるのは110期の喜多須杏奈以来6人目。
さらに女子レーサーでは初の「リーグ戦勝率1位」という好成績を残します。
教官の評価は「大山千広よりもいいんじゃないかな」と太鼓判!
デビュー前から注目を集めました。
デビュー1年後に水神祭、一気に急成長!レディースオールスターへ選出
デビューから約1年後(2021年11月2日)、地元徳山競艇場で初勝利。
期別成績では11勝を挙げ大活躍します。
さらに1年後、2022年9月10日で初優出。
その2節後でも優出して、優勝戦2着と大健闘!
一躍有名になりました。
その影響で、レディースオールスター2023では10位に選出。
今、最も期待されている女子レーサーです。
オールスター選出後の、クイーンズクライマックスシリーズ2022では準優出。
話題先行ではなく、実力もしっかりアピールしています。
師匠は山口支部の原田篤志(はらだあつし)
ボートレーサーを目指すきっかけは?高岡竜也と親が知り合い
清水愛海は元々理学療法士志望の高校生。
そんな時、「119期の高岡竜也と親が知り合い」という偶然からボートレーサーの職業を知ります。
その後、宮島競艇場でレースを観戦し、ボートレーサーになることを決心!
地元の徳山競艇場へも足を運び、SGレースを観戦します。
ボートレーサー試験は高校3年生で初受験。
ただし初回は不合格。
アルバイトをしながら受け続け、4回目の受験でついに合格を果たします。
まとめ:清水愛海は超大型新人レーサー
今回は清水愛海選手を紹介しました。
- コース別予想の仕方、舟券攻略
- スタートタイミングを考察
- 女子養成所チャンプ~活躍まで
- 師匠は山口支部の原田篤志
- ボートレーサーを目指すきっかけ
コース別勝率でお伝えしたように、新人レーサーとは思えない旋回技術の持ち主。
女子選手でここまで注目されるのは、大山千広以来でしょう。
現在は一般戦メインですが、今後グレードレースにも出場しそうです。
さらなる活躍に期待しましょう。