最優秀新人有力候補の怪物ルーキー!129期「藤原碧生(ふじわら あおい)」を紹介!
藤原碧生は2021年にボートレーサーデビューを果たした129期の選手、 デビューから3年経っていないルーキーですが、級別は最上位のA1級 の怪物です!
がっつりボートレースファンなら名前は聞いたことがあるかもしれませんが、ボートレース初心者の方は聞き馴染みが無い選手かもしれません。
ということでまずは簡単なプロフィールから紹介していきます。
藤原碧生のプロフィール
- 登録番号:5217
- 生年月日:2000年3月27日
- 身長:159cm
- 体重:55kg
- 支部:岡山
- 出身地:岡山
- 登録期:129期
- 級別:A1級
- 師匠:無し
やまと学校(ボートレーサー養成所)を129期生として卒業し、2021年の11月に
地元ボートレース児島でボートレーサーデビューを果たした
若手選手です!
129期といえば、やまと学校チャンプの
西岡顕心
や
竹間隆晟
などが有名ですが、藤原碧生はそれを上回る活躍を見せています!
ボートレーサーとして急成長を見せる藤原碧生ですが、
強さの秘訣
はなんなのでしょう!?
ルーキーの時から強い選手は小さいころからボートレースの英才教育を受けてたりなんてことがありますが、実は藤原碧生は全くそんなことないんです!
名門「関西高等学校」の野球部出身!しかし甲子園には行けず
そんな選手なら、「親が一流ボートレーサー」だったり、「他のスポーツでのエリート選手」だったりなど輝かしいバックボーンを持っていそうに思えますが、 意外と学生時代は普通!
もともと藤原碧生は小学生から大学生の途中まで
野球
を続けていた球児でした。
高校は甲子園常連の岡山の名門校
「関西高等学校」
に入学し、3年間野球部に所属していました。
がっつり野球少年だったわけですね!
甲子園とは縁がなかったものの、その後も
大学途中までは野球を続けていた
ようです。
本人いわく、「身長158センチ」の体格では厳しいものだった様子。
たしかに野球で活躍している選手は体格に恵まれている人が多いですよね・・・。
大学時代に「楽しそうだ」と思い立ちボートレーサーを志す!
体格的にボートレーサーに合っているように思える藤原碧生ですが、本人がボートレーサーを目指したきっかけは、 「ボートレーサーはお金が貰えて休みも取れて楽しそうだ」 と思ったからだそうです!
これだけ見たらボートレースをなめているようにも見えますねww
でもこれくらいのメンタルだから、今の活躍があるのかもしれません。
中学生のころ、
親に連れられてボートレース児島に連れていってもらった
ことで、ボートレースがどんなものかは知っていたようですが、厳しい世界だったとは知らなかったそうです。
ちなみに養成所の入試試験は野球で培った身体能力で
一発合格!
入所後に「入る前と後でのギャップでメンタルはだいぶやられた」と言いますが、厳しい訓練を乗り越えてボートレーサーデビューを果たしました。
師匠はいない!?地元山下昂大や埼玉・佐藤翼とも練習をしている?
「お前は師匠をつけずにいろんな人から学んだ方が良い」 と言われて、多くの先輩選手からいいとこどりをしているのだとか!
これはなかなかのメンタル、いや、コミュ力の持ち主なのでしょうw
最近では地元の先輩である
山下昂大
や埼玉支部のA1レーサー
佐藤翼
と練習したりと、地区の垣根を超えて練習しているようです。
そりゃー強くなるわといった感じですね!
「藤原碧生 兄弟」と出るが兄弟はボートレーサーではない
ボートレーサーの中には兄弟で活躍している選手も多いため、藤原碧生の兄弟もボートレーサーなのかなーと思い調べてみましたが、 そのような情報はありませんでした!
130期には
「藤原仙二」
という同姓のボートレーサーがいますが、
兄弟ではない
ようです!
お顔の雰囲気が若干似ているため、勘違いする人が多いのかもしれません!
わずか19走目で初勝利!2024年は初優勝、さらに早くも3度の優勝と急成長!
ボートレーサーデビュー後、 わずか19走目の徳山一般戦で初勝利 を飾ります!
6コースからコンマ11のトップスタートを決めると、ここしかないといわんばかりの
まくり差しを決め見事1着
に。
ボートレースファンは技術の高さにさぞ驚いたことでしょう!
デビュー8ヶ月後には初優出を飾る
デビューから8ヶ月後のボートレース唐津一般戦で初めての優出 を達成します!
優勝戦では6コースから 5着 と振るわなかったものの、ボートレースファンからは、 「この子は本物!絶対うまくなる」 や 「とても見応えあるレースだった」 と賞賛を受けていました!
2024年3月に初優勝!その後は優勝ラッシュ!
予選をオール3連対でトップ通過、準優勝戦を危なげなく逃げると、優勝戦も1号艇からしっかり逃げ切り優勝を収めました!
この優勝を機になにかを掴んだか、 6月、7月の一般戦も優勝するなど、優勝ラッシュ中 です!
勝率6.70で2024年後期には129期唯一のA1級昇級!

2.74→4.51→5.01→5.52 と順調に勝率を伸ばした藤原碧生。
2024年の後期(2023年11月から2024年4月30日)には勝率を 6.70 まで伸ばし、 129期で初のA1級に昇級!
ルーキーの中で最も強いといっても過言ではなく、9月に行われるG1ヤングダービーの最有力候補ではないでしょうか?
藤原碧生のレーススタイル、特徴やコース成績ややまと学校(養成所)で成績!
なぜここまで活躍できるのか、強さの秘密が気になるところです!
ということで
コース成績から藤原碧生のレーススタイルや特徴
を見ていきましょう!
直近6ヶ月のコース成績 は以下の通り。
コース | 1着率 | 2連対率 | 3連対率 | 逃げ | 差し | まくり | まくり差し | その他 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1コース | 72.7% | 87.8% | 93.9% | 23 | 0 | 0 | 0 | 1 |
2コース | 32.0% | 56.0% | 64.0% | 0 | 8 | 0 | 0 | 0 |
3コース | 22.7% | 50.0% | 77.2% | 0 | 2 | 3 | 0 | 0 |
4コース | 26.9% | 38.4% | 73.0% | 0 | 1 | 6 | 0 | 0 |
5コース | 11.1% | 16.6% | 44.4% | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 |
6コース | 5.2% | 42.1% | 47.3% | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
1コースでの1着率が高いのはもちろん、2コースからは差しが8回、3コースと4コースからはまくりでの勝利が目立つなど、 コースごとに多彩な攻めができる選手 であることが分かります!
また、 どのコースでも3連対率が高く、苦手が少ない選手 だといえますね。
2023年3つあったフライングも2024年は7月まで0
藤原碧生はフライングが多い選手だという意見もみられます!
実際、
2023年は合計3つのフライング
をしており、フライング休みも長い選手でした。
しかし
2024年は7月時点でフライングゼロ!
スタートセンスもかなり高くなっているといえますね!
修了記念競走2着の活躍!やまと学校(ボートレーサー養成所)での成績
試験に一発合格するなどポテンシャルを感じますが、やまと学校でもそこそこの成績を残しています。
養成所での成績 は以下の通り。
- リーグ勝率:6.75
- 優出:3回
- 優勝:0回
- 修了記念競走出場(5号艇2着)
リーグ勝率
は6.75
と比較的高い数字をマークしています。
優勝こそなかったものの、
修了記念競走には5号艇で出場
しており、129期チャンプの西岡顕心に惜しくも届かず
2着の好成績
を収めました!
やまと学校でしっかり基礎技術を習得した結果が、今の活躍に繋がっているんですね!
藤原碧生はX(旧Twitter)アカウントは?インスタはやっていない様子
X(旧Twitter) はやっているのが確認できました。
インスタグラムはやっていない様子 なので、藤原碧生の日常やボートレースの写真などを確認したいならぜひXをチェックしてみてください!