競艇選手には珍しい?「西岡成美(にしおか・なるみ)」はプロになってから大学を卒業した猛者!
競艇選手というと最終学歴が高校、中学ということも珍しくなく、大学に合格して卒業している選手は珍しいでしょう。
しかし123期の女子ボートレーサー「西岡成美」は珍しく大学を卒業しており、しかも養成所に合格したのは大学生の時だそうです。
似たような選手に大学生とボートレーサーの二刀流で話題になった131期の「石本裕武」がいますが、じつは西岡成美の方が先に二刀流を成功させていたのですね。
今回はそんな大学との二刀流を成功させた西岡成美について、レース・プライベートの両面で詳しく紹介していきましょう!
プロフィール
登録期は123期ということでデビューは2018年11月・・・そろそろデビューから6年が経とうとしているんですね。
社会人でいえば6年目は中堅と呼ばれますが、ボートレーサーではまだまだルーキーと呼ばれています!
2024年9月に開催されたPG1「第11回ヤングダービー」はルーキーだけが出走可能ということで、西岡成美も出走しましたが、2日目に不良航法でとられた減点10が響いて成績はパッとしませんでしたね。
- 登録番号:5056
- 生年月日:1996年4月21日
- 身長:157cm
- 体重:44kg
- 血液型:B型
- 支部:徳島
- 出身地:徳島県
- 級別:A1級
- 登録期:123期
同期選手は?一般戦優勝者はチラホラいるがグレードレースの優勝者はなし!
養成所で同じ苦しみや喜びを共有した同期は、ボートレーサーとなった後も仲間意識が強いと聞きます。
ココでは西岡成美の同期選手について紹介していきましょう。
西岡成美が所属する123期では6優勝の「前田滉」を筆頭に、続々と優勝を勝ち取る選手が出てきています。
上記4人は123期の優勝経験者ですが、全員が一般戦での優勝とのことで、誰がいち早くグレードレースの優勝を勝ち取るか気になりますね。
- 前田滉
- 前原大道
- 上田紗奈
- 数原魁
高校時代は何をやってた?徳島県でも偏差値トップ10に入る進学校に通っていた!
ボートレースは危険もあるので学生が部活にすることは難しく、ボートレーサーとなった選手も高校時代は思い思いの部活で汗を流していたという話があります。
では西岡成美は?というと、中学時代はバスケットボール、高校時代はソフトボールで汗を流していたらしいのです。
また、西岡成美が通っていたのは「徳島県立脇町高校」だそうですが、ここは何と徳島県の偏差値トップ10に入る進学校!
ボートレーサーというと最終学歴が中学校という選手も多いので頭が良くないイメージもありますが、西岡成美はかなり頭がよい選手なのでしょう。
姉の「西岡育未(にしおか・いくみ)」も競艇選手!
美人姉妹と評判の高い西岡姉妹ですが、姉の「西岡育未」のほうが先にボートレーサーとなっています。
西岡育未は高校卒業後、ボートレースに少しでも近づこうと競艇場内の接客係に就職。
しかし夢をあきらめきれず、その後は養成所に合格しボートレーサーとなりました。
妹の西岡成美とは2歳しか違いませんが、西岡成美がボートレーサーになったきっかけは姉がボートレーサーとして活躍していたことが理由にあるでしょう。
- 登録番号:4878
- 生年月日:1994年11月22日
- 身長:158cm
- 体重:48kg
- 血液型:B型
- 支部:徳島
- 出身地:徳島県
- 級別:B1級
- 登録期:116期
結婚歴は?旦那は同期の「眞鳥章太(まとり・しょうた)」!
西岡成美はじつは結婚していて、旦那は同期でもあるボートレーサーの「眞鳥章太」です。
2人は2023年1月に入籍、同年8月に「JLCレジャーチャンネル」でのインタビューで熱愛が発覚した形ですね。
結婚式は2024年4月で、姉の西岡育未のInstagramで結婚式の様子が投稿されていました。
2人の間に子供はいる?産休での長期休みはないので子供はいなさそう!
女子ボートレーサーが結婚したとなると、子供がいるのかどうかが気になりますね。
調べてみたところ、西岡成美は産休での長期休みB2級に降級していることはないようなので、まだ子供はいない可能性が高いです。
所属支部も、西岡成美は徳島支部で眞鳥章太は長崎支部と異なりますし、どちらかの支部に統一するのか、あるいはこのまま別支部なのか、今後も動向が気になりますね。
師匠は「菅章哉(すが・ふみや)」!どこからでも勝利が狙える「自在型」!
西岡成美の師匠は、チルト3度や4カドからの「まくり」で話題となった「菅章哉」です。
2022年からは3年連続でSG「ボートレースオールスター」に出場、一般戦が多いですが優勝数も増えている注目株といえるでしょう。
1コースの「逃げ」が得意ですが、2〜6コースでも勝利が狙える「自在型」として有名で賭けるほうにとっては安心できる選手です。
弟子は「井上遥妃(いのうえ・はるひ)」!B1級だが実力急上昇中!
西岡成美の弟子は131期の「井上遥妃」で、徳島支部では女子ボートレーサーとして西岡成美の次に所属した選手ですね。
デビュー日は2022年11月で約半年後の2023年6月には初勝利、その後も勝利数を順調に増やしているルーキーです。
2024年前期にB1級に上がったばかりですが、メキメキと実力をつけているのは師匠の西岡成美のおかげでしょう。
2024年9月4日のヴィーナスシリーズ準優勝戦で師弟対決が勃発!
2024年8月31日から9月5日までボートレース常滑で開催されていた、一般戦「ヴィーナスシリーズ第12戦常滑シンデレラカップ」には西岡成美・井上遥妃の師弟が参戦していました。
両者ともに順調に得点率を上げ、準優勝戦ではまさかの師弟対決が勃発!
師弟揃っての優勝戦となるかと思われましたが、井上遥妃は3着となり優出ならず。
優勝戦には3号艇から西岡成美が出走しましたが、惜しくも5着となり優勝して師匠の面目を保つというわけにはいかなかったようです。
SNSはやってる?インスタはやってない!Xのアカウントは削除済み!
ボートレーサーといえばSNSをやっている選手が多いのですが、じつは西岡成美はSNSはやっていません。
正確には過去に「X」のアカウントで情報発信していましたが、2024年9月の時点ではアカウントは削除されています。
また「Instagram」「Facebook」などでもアカウントは発見できませんでしたので、西岡成美の活躍を知りたい人はハッシュタグで検索した方がよさそうですね。
2023年6月に初優勝!得意コースは1コースだが、その他のコースでも3連対率は上々!
師匠や弟子にも恵まれた西岡成美ですが、じつは2023年6月には初優勝も経験済みです。
優勝したのはボートレース鳴門で開催されていた一般戦「鳴門男女W優勝戦」で、名だたるベテラン女子ボートレーサーを押さえて1号艇から「逃げ」で優勝しました。
そんな西岡成美の得意コースは1コースで、他のコースとは1着率が倍以上も違います。
とはいえ、その他のコースでも3連対率は上々ですので、困ったら3連対に入れても良いかもしれませんね。
スタート事故は多い?年に1、2回程度とスタート事故は少ない!
ボートレースといえばスタートが難しいことでも有名ですが、西岡成美はスタート事故が多い選手なのかどうか気になりますね。
デビュー直後の2019年は計3回のスタート事故を起こしていた西岡成美ですが、2020年からは年に1、2回程度と他の選手に比べてスタート事故は少ない方です。
スタート事故の種類も「出遅れ」は2019年に1回、「フライング」に関しても+.01~+.03と非常識なフライングがないのも好印象でしょう。
まとめ:結婚したばかりの女子ボートレーサー「西岡成美」!2023年には初優勝と成長中!
今回はボートレーサーに珍しく大学をきちんと卒業している「西岡成美」について、レース・プライベートの両面で詳しく紹介してきました。
姉の「西岡育未」、旦那の「眞鳥章太」など身内にボートレーサーも多く、師匠「菅章哉」、弟子「井上遥妃」など師弟関係にも恵まれています。
レース方面でもスタート事故も少なく、2023年には初優勝とこれからの活躍を期待できるほどに成長している選手ですね!