前田紗希とは実力派の女性ボートレーサー!プロフィール
- 前田紗希(マエダサキ)
- 登録番号:4845
- 生年月日:1993/02/21
- 身長:158cm
- 体重: 47kg
- 血液型:O型
- 支部:埼玉
- 出身地:埼玉県
- 登録期:115期
- 級別:A1級
バレリーナを諦めボートレーサーを目指した過去

前田紗希は、実は
かつてプロのバレリーナを目指していた
という異色の経歴の持ち主。
7歳からバレエを始め、学校の部活動などには目もくれずひたすらレッスンに打ち込む日々を過ごしていました。
15歳から17歳にかけてはアメリカ・ヒューストンの 名門バレエ学校に2年間留学 するなど、本格的にプロを目指していたのです。
しかし、世界の舞台で目の当たりにしたのは想像をはるかに超えるレベルの高さ。
「日本では頑張っていたつもりでも、世界のレベルには到底届かない」と現実を痛感し、プロの道を断念する決断をしました。
両親の金銭的負担も大きく、留学生活を終えて帰国した前田は新たな夢を探し始めます。
そこで出会ったのが、
ボートレースの世界
でした。
全く異なる世界への挑戦ながらも、幼い頃から培った集中力や身体能力は、後にボートレーサーとして活かされることになります。
華やかな舞台から水上の勝負の世界へ。
前田の競艇への挑戦は、ここから始まったのです。
過去にボートレース住之江でのレース中に事故に遭い大怪我を負った

前田紗希は、 2023年7月18日にボートレース住之江で開催された一般戦『2023モーターボートレディースカップ(ヴィーナスシリーズ第8戦)』の2日目4R中に、深刻な事故に巻き込まれました 。
このとき3号艇だった前田はスタートに出遅れ気味で凹み、他艇に飲み込まれる形に。
その後1周目第1ターンマークに接触してしまい、そこで差してきた
6号艇が前田に激突
しました。
このレースでのアクシデントにより、
- 鼻骨骨折
- 右眼窩内側壁骨折
- 右眼窩底骨折
という顔面に大きなダメージを負い、一時は ICU(集中治療室) に入院するほどの重傷を負うことに…
実の妹・前田華奈が、事故の翌日このようにツイートしていました。
Tweet
また、後日前田紗希本人もこのようにお知らせ。
Tweet
ボートレースはスピードと技術の極限を競い合う過酷なスポーツなので、時にはこうした重大な事故が起きることもあります。
前田の事故もその過酷さを物語る一例で、ファンの間にも大きな衝撃が走りました。
一時は選手生命すら危ぶまれましたが、 前田は懸命なリハビリと努力を重ね、3ヶ月後再びレースの舞台へと戻ってきました。
父・光昭もボートレーサーで妹・華奈も訓練生だった
- 前田光昭(マエダミツアキ)
- 登録番号:3353
- 生年月日:1968/06/25
- 身長:158cm
- 体重:52kg
- 血液型:O型
- 支部:埼玉
- 出身地:埼玉県
- 登録期:62期
- 級別:B2級
父・光昭は紗希がデビューしたとき、紗希に「誰か師匠を見つけなさい」と言ったそうですが、 紗希は今も師弟関係は持たず分からないことがあれば父に聞いている そうです。
一方の光昭も紗希とは「すごく仲良し」とコメントしており、 親子の絆の強さ を感じさせられます。
父・前田光昭も過去に紗希と同じような事故に遭った

なんと、
父・前田光昭も過去に娘・紗希と同じような事故に遭ったことがある
のです。
しかも場所も同じボートレース住之江で、さらに紗希の時と同じ3号艇。
2020年11月6日にボートレース住之江で開催された一般戦『デイリースポーツ杯争奪 2020サザンカップ』の3日目8Rでした。
シチュエーションも紗希の時と酷似
。
このとき3号艇だった前田はスタートに出遅れた後1周目第1ターンマークに接触してしまい、後続の5号艇が前田に激突しました。
前田は事故のことを全く覚えていないようで、事故後はしばらく話を聞いてもすぐ忘れてしまうといったことが続いていたようです。
殉職もよぎったようですが、リハビリの甲斐あって
4ヶ月でレースに復帰
しました。
妹・前田華奈も訓練生だったが退所済み
前田華奈は117期の養成所訓練生としてボートレーサーへの道を歩んでいました。
しかし、残念ながら
養成所を卒業することはできず、途中で退所
することになってしまいました。
厳しい世界ですから、ほんの少しの差でも生き残るのは至難の業なんですよね。
そして華奈は今はなんとYouTubeチャンネル「 華奈tube 」を運営したり、競艇だけでなく競輪や麻雀など幅広いジャンルで活躍中!
元ボートレーサー候補生というちょっと珍しい経歴を活かして、自分らしく発信を続けています。
姉・紗希とはまた違った形で、自分の夢を追いかけている姿が素敵ですよね。
気になった人は、ぜひチャンネルもチェックしてみてください!
現在結婚していない可能性が高い

気になる人も多いのが、前田紗希の結婚事情。
SNSやネット掲示板でも「結婚してるの?」「彼氏はいるの?」なんて声がちらほら見られますが、結論から言うと
現時点では結婚していない可能性が高い
です。
まず、公式プロフィールやボートレース関連のインタビュー記事などには結婚に関する情報は一切ナシ。
またSNSなどの発信もほとんどないため、
プライベートな様子はほぼ表に出てきていません。
もし既婚であれば、同じレーサーとの結婚や名字が変わるなど何らかの報道や登録上の変化が見られるはずですが、そういった動きも今のところ確認されていません。
もちろん、あくまで「
情報が出ていない=未婚の可能性が高い
」というだけで、完全に断定はできません。
でも、ファンの間では「今はレースに集中しているんじゃないか」という声もあり、プロとして成績を積み上げている真っ最中なのかもしれませんね。
今後の動向も、そっと見守っていきたいところです。
”山田健太”という人物とは全く無関係で”別人の前田紗希”と夫婦の人物

ネットで「前田紗希」と検索すると、なぜか一緒に出てくるのが「山田健太」という名前。
「旦那の名前!?」「結婚してるの!?」と驚く人もいるかもしれませんが、実はこれ、まったくの別人の話なんです。
この「山田健太」さんは俳優で、
彼と結婚した「前田紗希」
さんは元女優。
つまり、ボートレーサーの前田紗希選手とは
完全に別人
というわけなんです。
しかもこの結婚報道自体もかなり昔のもので、最近はその「女優・前田紗希」に関する情報もほとんど出てきません。
にもかかわらず、検索エンジンでは関連キーワードとしてずっと残っていて、ちょっとややこしい状況になっているんですね。
ということで、前田紗希選手と山田健太さんには、まったく接点はありませんので ご安心 (?)ください!
チャリティープロジェクト「TUGBOAT PROJECT(タグボートプロジェクト)」を企画している
その取り組みが、彼女が立ち上げた チャリティープロジェクト「TUGBOAT PROJECT(タグボートプロジェクト)」 です。
このプロジェクトは、2020年のコロナ禍をきっかけに誕生しました。
当時多くの人が仕事を失ったり、生活に不安を抱えたりしているなか、前田自身はレースを続けられるありがたさを実感。
「自分にできることは何か」と考えた結果、
ボートレース界を盛り上げながら世に貢献できるようこの活動をスタート
させました。
TUGBOAT PROJECTの活動内容

TUGBOAT PROJECTの主な内容として、選手たちがデザイナーと一緒に、オリジナルTシャツをはじめとしたグッズを制作し、それを販売。
その収益がすべて、
子ども食堂など子ども支援を行う施設や活動に寄付される
というものです。
この「 子ども食堂 」に対する強い想いの背景には、前田選手の「小さいころから当たり前のように食事をできてきたことへの感謝」があるとのこと。そんな環境が当たり前ではない子どもたちに、少しでも温かい食事や支援を届けたいという気持ちが込められているんですね。
アヒルのモチーフに込められた理由

プロジェクトのビジュアルに登場するアヒルのおもちゃ、可愛いですよね。
でも
このアヒル、実はレーサーたちの普段とは違う和気あいあいとした一面を象徴している
んです。
普段はレースでしのぎを削る選手たちが、Tシャツ作りには笑顔で楽しく取り組んでいる。
そんな姿が水面にプカプカ浮かぶアヒルのように柔らかくて可愛らしかったことから、モチーフに採用されたんだとか。
姉妹で精力的に活動
そして
事務局長は妹・華奈
が担当しています。
姉妹で力を合わせて、ボートレース界と社会の橋渡しをしている、そんな素敵な活動なんです。
最新情報や活動の様子は、公式Twitterや公式サイトでチェックできますので、気になる方はぜひのぞいてみてくださいね!
TUGBOAT PROJECT(タグボートプロジェクト)