「蛭子買い」とは漫画家・タレント「蛭子能収(えびす・よしかず)」が考案した舟券攻略法
蛭子買いとは、独特な画風や人間味溢れる振る舞いでコアなファンも多い、漫画家・タレントの 「蛭子能収(えびす・よしかず)」が考案した舟券攻略法 の一種です。
                
                
                蛭子能収といえば競艇の他にも、麻雀やパチンコなどさまざまなギャンブルを嗜む言わずと知れたギャンブル狂ですね。
                
                過去には賭け麻雀で現行犯逮捕されたこともあるほどです。
                
                
                    総負け額は1億円
                
                を超えるとも言われていますが、そんな蛭子能収が提唱した蛭子買いは
                
                    的中率の高さから、当初かなりの話題
                
                を呼びました!
            
蛭子買いは3連単ボックスを組み合わせた舟券購入方法
                
                
                まずはどのような買い目で舟券を購入するのかを説明します。
                
                前提として、蛭子買いは
                
                    どのレースでも同じ買い目で勝負する買い方
                
                です。
                
                購入する買い目は以下の通り。
            
- 「1.2.5.6」の3連単ボックス
 - 「2.3.5」の3連単ボックス
 - 「2.4.6」の3連単ボックス
 
            ボックス買いとは
            
                選んだ艇が1~3着に入る組み合わせを全て購入する買い方
            
            です。
            
            「1.2.5.6」の4艇ボックスは
            
                計24点
            
            、また「2.3.5」と「2.4.6」の3艇ボックスは6点ずつで
            
                計12点
            
            購入するので、蛭子買いの合計点数は
            
                36点
            
            ということになります。
        
            全120通りのうち36点を購入するため、単純計算で
            
                的中率は30%!
            
            
            たしかに的中率は高いといえますね。
        
蛭子買いの考案理由は「全部はずれるよりはマシだし、高配当を狙えるから」
                
                
                蛭子能収が蛭子買いを考案した理由は、「
                
                    買い目を絞って当たりを逃すよりも当てることが大事
                
                。当たりさえすればたとえマイナスでも全部はずれるよりはマシだし、高配当を的中させればプラスにできる」というシンプルなものだそうです。
                
                たしかに全レースはずれる競艇ほど面白くないものはありません!
            
            また、展開次第では普通の予想では当たらないレースも当たりそうで、
            
                高配当が狙えますね
            
            。
            
            個人的にはなぜこの3種類のボックス買いが選ばれたのかが気になるところではあります!
        
蛭子買いは勝てるのか・稼げるのか?回収率は低そうに思えるが・・・
            的中を求めて考案された蛭子買いですが、果たして
            
                実際に稼げるのでしょうか?
            
            
            36点買いとなると最低でも毎レース3,600円は必要ということになります。
            
            スジなどを意識して選ばれた買い目でも無さそうで、そもそも的中するのかと気になる一方で、セオリー通りではない展開が的中するからさらに高配当が狙えるのでは?というワクワク感もあります。
        
こうなったら 実際に検証してみて、蛭子買いで勝てるのかを調査 してみるしかないですね!
ボートファンの投票機能を使って「蛭子買い」で実際に勝てるのか検証!
            たしかに的中率は高そうな蛭子買い。
            
            しかし競艇では、回収率が100%を超えなければ勝ったとはいえません!
            
            買い目を固定して購入する方法で勝つことは至難の業だとは思いますが、果たして蛭子買いはどれほどの実力を持っているのでしょうか。
            
            ということでここからは、
            
                ボートファンの投票機能を使って蛭子買いの的中率や回収率を検証
            
            していきます!
        
            本日は
            
                「PG1第11回ヤングダービー2024in桐生」
            
            の開催初日であるため、まずはその全12レース。
            
            そして蛭子買いは普通の予想では買えない、荒れそうなレースでより力を発揮しそうな買い方であるため、
            
                「天候や水面状況から判断して荒れそうな一般戦」
            
            全12レースでも検証してみたいと思います。
        
計24レースで蛭子買いをした結果!なんと回収率100%超えで稼げた!
                
                
                ということで桐生PG1ヤングダービーの全12レース、そして追い風3m+波高もあり荒れそうな平和島一般戦の全12レースの
                
                    計24レースで蛭子買いを実施
                
                してみました。
                
                結果は以下の通りです!(一部フライング返還あり)
            
| 会場 | 予想数 | 的中数 | 的中率 | 回収率 | 投資額 | 回収額 | 
|---|---|---|---|---|---|---|
| 桐生競艇場 | 12レース | 4レース | 33.3% | 176.4% | 43,200円 | 76,200円 | 
| 平和島競艇場 | 12レース | 2レース | 16.7% | 22.5% | 41,400円 | 9,300円 | 
| 合計 | 24レース | 6レース | 25.0% | 101.1% | 84,600円 | 85,500円 | 
            なんと
            
                回収率100%超え
            
            の結果に!
            
            荒れそうと期待していた平和島競艇場の成績は微妙だった一方で、ヤングダービーを開催していた桐生競艇場の回収率が
            
                176%
            
            と驚きの結果となりました。
            
            会場別に詳細を見ていきましょう。
        
桐生競艇場での検証結果
平和島競艇場での検証結果
検証結果から見えてきた蛭子買いのメリットとデメリット
検証結果からみえてきた蛭子買いの メリット・デメリット は以下の通りです。
蛭子買いのメリット
蛭子買いのメリットは以下の2つがあげられます。
- 競艇を知らない人でも競艇が楽しめる
 - 実力やスジを無視した穴が狙える
 
            蛭子買いは同じ買い目を買い続けるという手法ですので、競艇を知らない人でも宝くじ感覚で競艇が楽しめます!
            
            実力度外視の買い方なのはもちろん、買い目の選定基準は分からずスジを無視した
            
                思いがけない高配当が狙える
            
            のがメリットではないでしょうか。
        
蛭子買いのデメリット
蛭子買いのデメリットは以下の3つがあげられます。
- 1レースに最低でも3,600円かかる
 - 的中率はそこまで高くない
 - 的中してもトリガミの可能性がある
 
            蛭子買い最大のデメリットはやはり、36点買いであるため最低でも3,600円の舟券代がかかる点でしょう。
            
            また、単純計算で算出した
            
                的中率30%よりも、実際の的中率は低くなる
            
            と思われます。
        
1号艇と2号艇を含んだボックス買いであるため、その2艇が1着や2着にくると トリガミの可能性が高い のもデメリットといえます。
【まとめ】今回は勝てた「蛭子買い」!スジとレース選びの部分で改良の余地あり!
            今回は的中率の高さから話題を呼んだ
            
                「蛭子買い」
            
            について、実際に稼げるのか・勝つことができるのかを検証しました!
            
            計24レースと母数は少ないものの、結果回収率100%超え、桐生競艇場のみの全12レースに関しては
            
                回収率176%
            
            と大勝利に終わりました。
            
            しかし、平和島競艇場での全12レースが散々な結果に終わったのをみても分かる通り、
            
                この買い方を続けていても勝てるとは思えませんでした
            
            。
        
            蛭子買いを勝てる買い方にするためには、4コースのまくり展開から5コースが着いてくるなど
            
                「スジ」を意識した買い目選定
            
            が必要でしょう!
            
            また、荒れやすい競艇場を選んでも、みな荒れた展開を望んでいるためオッズが高くなりづらい傾向にありました。
            
            勝つためには
            
                女子戦や、開催期間の中日でその日に限って荒れそうな会場
            
            を選ぶなど、慎重にレースを選ぶ必要がありますね。