BoatFan!ロゴ

競艇・八百長問題で斡旋拒否の中村亮太が引退!選手情報が削除

競艇・八百長問題で斡旋拒否の中村亮太が引退!選手情報が削除

八百長問題で話題になっている中村亮太(なかむらりょうた)公式プロフィールが削除されました。
これで中村選手は引退になりそうです。

さらに、八百長問題で実刑判決を受けた西川昌希が、今年の3月に仮釈放されました
西川氏は、「現代ビジネス」「Twitter」で中村亮太についてコメントをしています。

中村亮太の八百長問題概要

まずは中村亮太八百長問題について、概要を振り返ってみましょう。
以下にまとめました。

(概要まとめ)

  • 2022年10月27日のボートレース下関(10R)において、中村氏を外した舟券が大量購入された
  • 全国のレース場は中村氏に対して斡旋拒否を行っている

下関のレースで八百長が行われていたことはほぼ確実とされています。
しかし、八百長舟券の購入者と中村選手との具体的な関係は明らかにされていません

また、八百長舟券の購入者は6名であることが判明しています。
このグループと中村選手の関係を調査することで、八百長の有無が判断可能と考えられますが、公式からの発表は何もありません

以上が、現時点での概要になります。

公式プロフィール削除

2023年4月7日、中村亮太の公式プロフィールが削除されました。
一般的に公式から削除された場合、その選手は引退した可能性が高いとされています。

また、中村氏は2022年10月以降レースに出走していません
当然ながら出走不足となり、来期からはB2級へ降格となる予定でした。

プロフィール削除についても、公式からの発表は何もありません。
八百長の噂が広まっている中、何かしらの情報が欲しいところです。

西川昌希(にしかわまさき)が暴露

中村亮太のプロフィール削除から約1ヶ月前の2023年3月、西川昌希仮釈放されました。

西川氏は、八百長問題が発覚し、2020年10月に懲役3年、追徴金3,725万円の実刑判決を受けていました。
その後、3年が経過し、ついに刑務所から出てきたのです。

さて、出所した西川氏ですが、中村亮太の八百長疑惑について「現代ビジネス」「Twitter」自身の見解を語っています

現代ビジネス・中村亮太は10年前から問題児

まずは現代ビジネスの内容を紹介します。
西川昌希は、「中村氏が競走会と選手会の両方から目の敵にされていた」と語っています。

※現代ビジネスとは:株式会社講談社が運営するWEBメディア

時は約10年前、中村亮太はA1級選手として活躍していました。
2012年には、4つのSGに出場しています。

しかし、2013年のSGボートレースオールスター(当時は笹川賞)で問題を起こしてしまいます

オールスターはファン投票によって出場選手が選ばれるシステムです。
そして、各競艇場には選手名が書かれた専用のマークシートが置かれています。
そのマークシートに対して、中村氏は自身の欄を塗りつぶしたうえ、マークシートを来場したファンに配布していたとのこと。

これに対し競走会選手会は、それぞれ1年(合計2年間)の出場停止処分を中村氏へ下しました。

上記の内容は、あくまで西川氏の個人見解ですが、内容を裏付けるデータもあります。
以下にまとめました。

(中村亮太のデータ裏付け)

  • 2013年のSGボートレースオールスターに出場していない
  • 2014年は出走回数0回
  • 2015年は出走回数0回

上記のデータは間違い無いのですが、マークシートへの行為はあくまで西川昌希の個人見解。
「確固たる証拠は無い」という点だけご承知おきください。

西川昌希のTwitter(ツイッター)

2023年3月31日、西川昌希はTwitterを始めました。
そこでも、中村亮太の八百長について言及しています。

以下はツイート内容の引用です。

【引用】

「10000人フォロワーありがとうございます
一言だけ…(あくまでも自論)
N選手の八百長は確定でしょう笑
競走会が野放しにしている意味がわかりませんが笑
内部資料で当確出してるのに何故世間に出さないのか?」

特に証拠の公開はありませでしたが、西川氏はTwitterで競艇の裏話も発信していくそうです。
今後、新たな事実が明らかになるかもしれません。

まとめ:競争会は公式に発表すべき

今回は中村亮太の公式プロフィール削除と、八百長疑惑について紹介しました。
中村氏は恐らく引退になるでしょうが、何かしらの発表が欲しいものです。

なお、この記事で紹介した西川昌希が逮捕された時は、西川氏が引退してから1年後の出来事でした
今後、公式からどのような発表があるでしょうか、注目が集まります。