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競艇・下條雄太郎がSGボートレースオールスター準優勝戦でフライング!

競艇・下條雄太郎がSGボートレースオールスター準優勝戦でフライング!

現在、芦屋競艇場でSGボートレースオールスター2023が開催中。
そんな中、準優勝戦10Rで、3号艇の下條雄太郎がフライングを切ってしまいました。

この結果、下條選手は1年間SGレースに参加することができません

さらに、このレースでは1号艇の茅原悠紀がFまくりを受け、大波乱のレースになりました。
優勝戦進出を決めたのは、5号艇の倉持莉々です。

下條雄太郎がSGボートレースオールスター準優勝戦でフライング!

早速、フライングが発生したレースを見てみましょう。
以下は、5月27日の準優勝戦10Rの出走表です。

【出走表/ST】

  • 1号艇:茅原悠紀(ST/.05)
  • 2号艇:深谷知博(ST/.06)
  • 3号艇:下條雄太郎(ST/+.02)
  • 4号艇:稲田浩二(ST/.06)
  • 5号艇:倉持莉々(ST/.01)
  • 6号艇:桐生順平(ST/.02)

【モーター評価】

  • 35>12>46

③下條雄太郎は直線が強い注目モーター。
得意のまくり差しが期待されましたが・・・.02のフライング
スリット付近で、明らかにフライングとわかるスタートでした。

注目の1Mですが、下條選手はフライングに気づかずまくりを敢行
その際、①茅原悠紀が激しく抵抗しましたが、ターンマークに接触してしまい落水となりました

そして、空いた所を差して先頭に立ったのは⑤倉持莉々です。
倉持選手も注目されるモーターで、ターンから直線へのスムーズな連動が見られました。

フライングによって、大波乱となった準優勝戦10R。
結果は「5-2-6」、払戻金は25,300円でした。

SG準優勝戦のFは1年間SGに出場できない

令和5年度(2023年4月1日)から導入された新ルールにより、スタート事故の防止として、グレートレース(SG、G1、G2)の準優勝戦および優勝戦におけるフライングへの罰則が強化されました。

今回のSGボートレースオールスターが、新ルールになって最初のSGレースです。
以下に、詳細な罰則内容を紹介します。

レース 新ペナルティ
SG優勝戦のF SG:2年間除外
G1、G2:1年間除外
SG準優勝戦のF SG:1年間除外
G1、G2:半年間除外
G1、G2優勝戦のF G1、G2:1年間除外
G1、G2準優勝戦のF G1、G2:半年間除外

今回Fを切った下條雄太郎は、1年間SGレースに出場することができません
彼は残念ながら新ルールの適用第1号となりました。

新ルールはスタート事故防止を目的として導入されましたが、下條選手が直ちにフライングを切ってしまい、非常に残念です。
さらに、他のレーサー達もかなり速いタイミングでスタートを切りました。

想定とは異なり、罰則の強化がフライングの防止に直結しない可能性がありますね。
この点については、改善の余地があるかもしれません。

倉持莉々、女子レーサーでSG優勝戦進出は5人目

倉持莉々は、女子選手としては史上5人目となるSG初優出を達成しました。

倉持選手のモーターは、「出足A+、行き足S」と評され、素晴らしい仕上がりを見せています。
これなら、十分優勝が狙える足でしょう。

今節では、6コースから1着など大いに活躍中。
さらにスタートもバッチリです。

倉持莉々には、遠藤エミに続く女子SG制覇への期待が高まっています。
彼女はどんな走りを見せてくれるのでしょうか。
ファンにとって、見逃せない瞬間となるでしょう。