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倉谷和信(くらたに・かずのぶ)が電撃引退!61歳の大ベテランに大阪支部の後輩・松井繁も労いのコメントを伝えた

倉谷和信(くらたに・かずのぶ)が電撃引退!61歳の大ベテランに大阪支部の後輩・松井繁も労いのコメントを伝えた

61歳の大ベテラン倉谷和信(くらたに・かずのぶ)の引退届が受理されていることがわかりました。
倉谷和信といえば、1987年にデビューしたボートレーサーで、大阪支部の後輩に松井繁がいます。
また、娘・関野文も同じくボートレーサーです。
今回は、電撃引退をした倉谷和信のプロフィールから松井繁との関係まで紹介します。

61歳大ベテラン「倉谷和信(くらたに・かずのぶ)」が引退

引退した倉谷和信
引退した倉谷和信

倉谷和信の引退届が2025年1月14日に受理 されたことがわかりました。
A1級レーサーを52期連続でキープしていた選手ですが、2021年後期にA2級に降格し、当時から以下のようにコメントしていました。

「(A1級条件)90走がきつくなってきた。」

さらに、最近は以下のようにもコメントしています。

「闘争心も薄れてきた。」

仕事はマインド10割と呼ばれていますしね。
競走がメインのお仕事であるボートレースで闘争心が薄れてしまったら、もう続けていけないでしょう。
自分もマインドを整えたいのですが、なかなか整わず、仕事引退の時期でしょうか(笑)。
引退については以下の通りにコメントしています。

「先延ばしにするのもどうかな、と思って年が明けてから(引退を)決めた。娘(関野文)もA1級になって2期になるしね。もう十分。嬉しいことも悔しいこともあったけど、楽しかった。応援してくれた人たちには感謝の気持ちでいっぱい。」

寂しいけれど、本人は後悔がなさそうな引退コメントですね。
自分も仕事に悔いはありません!

倉谷和信のプロフィールと実績を確認!SGタイトル獲得はなかった

引退して清々しい顔つきの倉谷和信
引退して清々しい顔つきの倉谷和信

倉谷和信は、1987年5月14日に地元のボートレース住之江でデビューしました。
SGタイトル獲得はありませんでしたが、 G1とG2での優勝経験 があります。

  • 登録番号:3290
  • 生年月日:1963年10月7日
  • 身長・体重:164cm・54kg
  • 支部・出身地:大阪・大阪府
  • 登録期:60期
  • 階級:A1級
  • 【G1】
  • 1998年:第41回近畿地区選手権(住之江競艇場)
  • 2000年:開設46周年記念北陸艇王決戦(三国競艇場)
  • 2000年:開設43周年記念太閤賞
  • 2007年:第50回近畿地区選手権
  • 【G2】
  • 2001年:第45回秩父宮妃記念杯

倉谷和信のSGといえば、後輩の松井繁にタイトルを奪われた経験があるレーサーですよね。
不運に見舞われなかったらSGタイトルを獲得していたかも?
松井繁とのレースについては、次のトピックで紹介します。

松井繁は大阪支部の後輩

倉谷和信の後輩・松井繁
倉谷和信の後輩・松井繁

松井繁は倉谷和信の後輩 です。
松井繁といえば、生涯獲得賞金ランキング1位のボートレーサーで、2011年に公営競技史上初の生涯獲得賞金30億円突破をしています。

  • 登録番号:3415
  • 生年月日:1969年11月11日
  • 身長・体重:168cm・52kg
  • 支部・出身地:大阪・大阪府
  • 登録期:64期
  • 階級:A1級

30億って何円(笑)。
億なんてイメージがつかないですね!
しかもデータは2011年のものなので、生涯獲得賞金額は確実に増えているでしょう。
自分、今でもうまい棒が好きなんですが、30億円なら2億5000万本買えちゃいますね。
好きでも、そこまでいらないかも(笑)。

松井繁と倉谷和信のエピソードといえば1996年の笹川賞ですね!
優勝戦は倉谷和信がインコースでスタートもよく、そのまま逃げが決まると思われました。
しかし、 1周2マークで転覆。
代わって 優勝を手にしたのは大阪支部の後輩である松井繁 でした。
イケると思ってアピールしていた異性が他の奴に取られるということでしょうか...?

引退した倉谷和信に向けてコメントする松井繁
引退した倉谷和信に向けてコメントする松井繁

松井繁は倉谷和信の引退について以下のようにコメントをしています。

「若いときから一緒にG1、SGに行って色んなことも教わりながら切磋琢磨できた先輩、好きな先輩やったから。うん。まあけがなしに終えたらオッケーじゃない。僕はそう思っている。ご苦労様でした。」

後輩から慕われていた選手だったんですね。

倉谷和信の娘もボートレーサーの関野文

倉谷和信の娘・関野文
倉谷和信の娘・関野文

引退した倉谷和信の娘は同じくボートレーサーの関野文。
関野文といえば2024年にA1級レーサーとなった注目の女子レーサーですよね。

ちなみに、関野文は2022年に産休をとっているため、結婚をしている可能性が高いのですが、誰と結婚をしているのか明らかにしていません。
自分ではないのは確かですが(笑)。

  • 登録番号:4927
  • 生年月日:1993年11月1日
  • 身長・体重:149cm ・44kg
  • 支部・出身地:大阪・大阪府
  • 登録期:118期
  • 階級:A1級

ちなみに、関野文がなぜ倉谷和信と苗字が異なるのか、というと倉谷和信が離婚しており、関野文は母親に引き取られているから。
少し複雑な親子レーサーですが、父娘の仲は悪くない様子で、ツーショットも撮影するようです。

複雑な家庭環境を過ごしたにも関わらず、娘の関野文はまっすぐ育ったという印象ですね。
写真をみても、素直な女子レーサーだってことが伝わってきます。
自分も色々な女性とお話しだけはしてきたので(そのあとうまくいったことはなかったのですが泣)。

コラム:ボートレーサーの引退とクビ

今回、倉谷和信は引退を表明しましたが、クビとは異なります。
ボートレーサーのクビとは、4期通算勝率が 3.80未満がボーダー であり、技量不足とみなされて勧告の対象となります。
目安の 勝率は3.80 ですが、かつては 3.50 でした。

峰竜太の勝率
峰竜太の勝率

例えば、自分が推している峰竜太選手の勝率は現在8.70。
勧告を受ける3.80の2倍以上の勝率で、さすがという言葉しか出てきません。

まとめ:倉谷和信が電撃引退!後輩・松井繁に慕われていたボートレーサー

2025年に倉谷和信が引退 しました。
コメントでは 「先延ばしにするのもどうかなと思って」 と話していましたし、心のなかで沸々と考えていたことなんでしょうね。

倉谷和信の引退については大阪支部の 後輩・松井繁 が感謝の言葉を伝えていました。
上下関係が厳しいとされるボートレース界ですが、後輩に慕われていたのですね。
今後、松井繁のようなトップレーサーや倉谷和信の 娘・関野文 のような若手がボートレース界を引っ張っていってほしいです。