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びわこ競艇場は別のレース場に豹変!?「第1ターンマークの移設」を検証

びわこ競艇場は別のレース場に豹変!?「第1ターンマークの移設」を検証

皆さん、びわこ競艇場の「第1ターンマークの移設」はご存知ですよね。

ボート同士の「接触事故の低減」「旋回半径の確保」を狙い、 「第1マークを3メートル沖合」に移設しました。 ちなみに35年ぶりです。

この変更は 2020年10月26日の「ルーキーシリーズ 第20戦スカパー!・JLC杯」から実施されました。

というわけで、11月17日のレースで「ボートレースびわこ」は2節を消化したことになります。 2節のデータが揃ったので、さっそく検証してみましょう。

1枠勝率が大幅アップ、逆に3~4コースはガタ落ち

まずは最新のデータ(2節)をどうぞ。

「各節のコース別1着率」

ルーキーシリーズ(10月26日~31日)
・1コース 55.6%
・2コース 15.3%
・3コース 12.5%
・4コース 8.5%
・5コース 4.2%
・6コース 4.2%

ヘビー級王決定戦(11月12日~17日)
・1コース 64.8%
・2コース 19.4%
・3コース 5.6%
・4コース 5.6%
・5コース 4.2%
・6コース 1.4%

これだと分かりづらいので、平均もどうぞ。

・1コース 60.1%
・2コース 17.4%
・3コース 9.0%
・4コース 7.0%
・5コース 4.2%
・6コース 2.8%

なるほど、1枠の勝率が6割を超えていますね!

では、過去のデータ(2020年1月から10月まで)をご覧ください。

・1コース 50.8%
・2コース 14.5%
・3コース 14.6%
・4コース 12.5%
・5コース 5.9%
・6コース 2.1%

いかがでしょう。
やはり変更した後、1枠の勝率が大幅に上昇しています!
そして、3〜4コースの勝率はガタ落ち!

今回は「インの選手が懐を保ったまま」コーナーを曲がりやすくなる変更です。
ダッシュ勢に不利な変更なのはデータを見ても間違いありません。(とはいえ2節ですけど)

ボートレースびわこは「別のレース場に変貌した!」と言ってもいいかもしれません。

また、びわこ競艇場と言えばバックストレッチの内側を最短で走る「びわこロード」が有名。

センターやアウト勢が不利な変更になった為、「びわこロード」での逆転劇は減ってしまいそうです・・・

とはいえ、まだ2節だけの結果です。
今後、研究が重ねられて対策が練られることでしょう!
まだまだ検証段階といったところです。

さて、次節は11月21日からの「G3キリンカップ2020」です。
企業杯なので、「濱野谷憲吾、丸岡正典、下條雄太郎」など人気レーサーが勢揃い!
どのように攻略してくるのか、今から楽しみですね。