桐生競艇場(ボートレース桐生)の特徴は?コース別連対率と決まり手発生率
ボートレース桐生の特徴を理解し舟券攻略するために、さっそく 直近6ヶ月間のコース別連対率 をみていきましょう。
コース | 出走数 | 勝率 | 1着率 | 2連対率 | 3連対率 |
---|---|---|---|---|---|
1コース | 2276 | 7.88 | 53.9% | 72.2% | 81.2% |
2コース | 2269 | 5.46 | 13.3% | 37.9% | 56.1% |
3コース | 2270 | 5.26 | 12.2% | 33.9% | 53.1% |
4コース | 2271 | 4.97 | 11.8% | 27.5% | 48.6% |
5コース | 2273 | 4.36 | 6.6% | 20.3% | 40.3% |
6コース | 2251 | 3.09 | 2.3% | 8.5% | 21.5% |
1コースの1着率は53.9%、全国平均は約55%なので、桐生競艇場は若干逃げづらい競艇場であることが分かります。
特徴的なのは
4コースの成績
。
1着率は
11.8%
で全24場中4位と良い数字です。
また、連動して5コースの成績が良く、
3連対率は全24場中1位の40.3%
となっています!
桐生競艇場で予想をする場合は、4コースの選手と5コースの選手に注目したいところですね。
コース別決まり手発生率
コース | 逃げ | 差し | まくり | まくり差し | 抜き | 恵まれ |
---|---|---|---|---|---|---|
1コース | 95.8% | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 3.9% | 0.2% |
2コース | 0.0% | 65.6% | 25.8% | 0.0% | 6.6% | 2.0% |
3コース | 0.0% | 12.6% | 40.4% | 37.5% | 7.9% | 1.4% |
4コース | 0.0% | 13.7% | 55.6% | 24.1% | 5.2% | 1.5% |
5コース | 0.0% | 5.3% | 25.3% | 63.3% | 4.7% | 1.3% |
6コース | 0.0% | 11.5% | 21.2% | 48.1% | 19.2% | 0.0% |
センターコースのまくり発生率は他の競艇場と比べて高い
傾向にあります。
4コースの成績が良かった点も考えると、「4コースのまくり」は狙い目だといえるでしょう。
また、まくりを狙うレース展開が多いため、展開を突いた5コースのまくり差しも決まりやすくなります。
5コースの3連対率が高くなっているのは、センターコース有利なまくり水面だからだと考えられますね。
4コースまくりのスジである
「4-56」
や、5コースまくり差しのスジである
「5-14」
は狙い目です!
出目の出現率と平均配当
出目データを見ると、
アウトコース勢が絡んでいるの出目に妙味
があることがわかります。
「4-5」はシンプルに出現率が高いですが、狙っている人も多く平均配当はそこまで高くありません。
出現率と平均配当から狙い目を絞るとなると、
「35-35」
や
「5-6」
、
「6-24」
などスジとは違う出目が狙い目だといえます。
4号艇がまくりにいったところを他の艇がブロックし共倒れ。
空いたコースに5号艇、6号艇が飛び込んでくる展開はオッズ妙味があるため、5号艇と6号艇の舟足などは必ずチェックするようにしましょう!
桐生競艇場(ボートレース桐生)のコースレイアウトと水面特性!水質は「硬い淡水」
桐生競艇場のコースレイアウト最大の特徴は、
「ピットから第2マークまでの距離」
!
165m離れていて全24場中3番目の長さとなっています。
ピット離れからコース取りまで距離があるため、
進入隊形が乱れやすい
という特徴があります。
実際に、桐生競艇場は枠なり進入率は低めです。
桐生競艇場は実は沼!水質は淡水で硬い!
桐生競艇場は群馬県みどり市に位置する「阿左美沼」という沼をそのまま利用した日本唯一の競艇場です。
そのため水質は
「淡水」
となっています。
硬く跳ねやすいため、艇はバタつきやすくターンミスも発生しやすいという特徴があります。
また、体重差がもろにレースに影響を及ぼすため、
体重が重い選手の評価は下げたほうが良い
でしょう。
反対に体重の軽い女子選手などは活躍しやすい傾向にあります。
桐生競艇場(ボートレース桐生)のその他の特徴!標高が高く気圧が低くインコースが不利に!
桐生競艇場は日本の中で最も北側にある競艇場です。
また、競艇場の中で最も高い
標高124m
に位置しているため、
「気圧が低い」
という大きな特徴があります。
気圧が低いとモーターの回転が上がりにくくなるため、出足や行き足が弱まり助走距離の短い
インコース勢は不利
に。
反対にトップスピードでスタートできるアウトコース勢は有利になりやすい傾向にあります!
4コースの成績が良く、まくり率が高いのは気圧が影響しているんですね。
ナイター開催で昼間と夜の気温差が大きい!
桐生競艇場は内陸部に位置しているため、海に面しているボートレース場に比べて昼間と夜の気温差が大きいです。
気温差が大きいと、暑い時間と寒い時間それぞれに合ったモーター調整が必要となるため、
気温差に慣れている地元選手が有利
になります!
地元選手は普段からボートレース桐生で練習をしているので、他の支部の選手よりも気温の変化に慣れているのです。
いずれにしてもレース直前には展示航走で動きの良い選手をよくチェックしましょう!
冬~春は「赤城おろし」が吹き荒れるため風の変化に注意!
桐生競艇場の風は比較的穏やかですが、冬から春にかけて
「赤城おろし」
と呼ばれる群馬県中央部特有の
北風が吹き荒れる
ことがしばしば。
風速は非常に強く、水面が荒れるとインコースは一気に不利になるため注意が必要です!
一方、風速があまりにも強くなると、
「安定板」
を使用してレースが行われることも。
その場合は攻めたレースが難しくなり、
イン逃げ率が上昇
する傾向にあります。
風の状況はレースごとに変化するため、展示や事前情報をしっかりチェックするようにしましょう!
モーターの交換時期は12月下旬
桐生競艇場では
毎年12月下旬(2023年は12月28日)にモーター交換
が行われます。
交換直後の1月~3月は気温が低く風も強いため、モーターの数字よりも選手の実力がレースに大きな影響を及ぼすと考えたほうがよいでしょう。
4月以降は気温も上がり風も穏やかになってくるため、冬場と比べてモーターの相場が大きく変化します。
とくに気温が上昇してくる6月以降は、これまでのモーターの成績があてにならない場合もあるため注意が必要です!
桐生競艇場公式ページではモーターの2連対率や優出回数などの情報をリアルタイムで確認することができます。
ぜひ予想の参考にしてみてください。
桐生競艇場(ボートレース桐生)が地元の注目選手は「毒島誠」と「土屋智則」
桐生競艇場は群馬県に位置しており、群馬支部に所属している選手が地元選手です。
2022年にレーサーを引退した「ボート界の貴公子」こと
「山崎智也(やまざき・ともや)」
も所属していた支部ですね。
A1級として艇界の最前線で活躍する選手が多い支部ですが、ここでは2選手をピックアップして紹介します!
艇界の夜王!「毒島誠(ぶすじま・まこと)」
群馬支部のエース
は数々のナイター開催を制し、「ナイターキング」や「夜王」と称される
「毒島誠(ぶすじま・まこと)」
です!
2024年の戸田クラシックを含む、
通算8度のSG優勝
を果たしているまさにエースですね。
現在40歳ということで、これからの活躍にも期待がかかります。
ちなみに「ボートレースオールスター」と「グランプリ」を優勝することができれば、艇界初となる「GRANDE5」の称号を手にすることができます。
2024年も好調なので、年末のグランプリの活躍に期待ですね!
2023年SG初優勝!「土屋智則(つちや・とものり)」
毒島誠の一個下の39歳ながら、 2023年の平和島クラシックでSG初優勝 、さらに2024年の尼崎グランドチャンピオンを優勝するなど、群馬支部を支える存在となったのが 「土屋智則(つちや・とものり)」 です。
2010年から常にA1級をキープするなどいぶし銀な活躍を見せ続けていたものの、SG優勝にはなかなか恵まれなかったまさに苦労人。
SG優勝までは一般戦での活躍が目立ち、グレードレースとはあまり縁のない選手でしたが、実は
デビュー初戦で初勝利
を飾るなど、凄すぎる経歴の持ち主です。
大舞台で活躍ができないというレッテルがはがれた今、必見の選手です!
桐生競艇場(ボートレース桐生)のYouTubeやライブ配信、レースリプレイはこちら!【リンク集】
桐生競艇場の公式YouTubeチャンネルでは、
ボートレース芸人「すーなか」
などが出演している
レースライブ配信
を行っています。
キャストの予想をリアルタイムで観ながら、レース観戦をすることができるありがたい配信です!
また、ボートレース公式配信サービスからもレースのライブ配信やリプレイを見ることができます。
レース映像は以下のリンクからチェックしてください!
【まとめ】桐生競艇場(ボートレース桐生)予想のポイントはズバリ「4・5コース」と「まくり」
今回は桐生競艇場の予想攻略情報を紹介しました。
最後に
予想のポイント
をおさらいしましょう!
- 1コースの1着率は53.9%で若干逃げづらい競艇場
- 4コースの1着率、そして5コースの3連対率が高い
- 4コースのまくり、5・6コースのまくり差しに注目
- 水質は淡水で硬い、進入が変わりやすくピット離れに注意
- 冬~春に吹き荒れる「赤城おろし」に注意
- 前半レースと後半レースで気温差があるため地元選手が有利
桐生競艇場は気圧が低くモーターの回転が上がりづらいため、インコースが不利になりやすい競艇場です。
4コースのまくりや5コースのまくり差しなどダッシュ勢の活躍には注意しましょう!
4コースに入りそうな選手の平均スタートタイミング、そして展示タイムには注目したいところです。
また、季節風である
「赤城おろし」
も大きな特徴です。
風の状況や気温の変化など、リアルタイムの情報をしっかり確認しながら予想を組み立てるのが勝利への近道ですね。