BoatFan!ロゴ

競艇・高憧四季と塩崎桐加が3ヶ月間の出場停止処分!不適格な航法の結果

競艇・高憧四季と塩崎桐加が3ヶ月間の出場停止処分!不適格な航法の結果

先日、褒賞懲戒審議会が開催されました。
そこで取り上げられたのは、高憧四季塩崎桐加による4月15日の平和島5Rで起きた不可解な減速の問題です。

審議の結果、「不適格な航法」と判断され、両者は3ヶ月の出場停止処分を受けることになりました。
この処分により、斡旋の削除およびSG、PG1、G1への出場が除外されることになります。

※褒賞懲戒審議会:競走会が選手の懲戒について審議する会

出場停止処分の影響を紹介

高憧四季と塩崎桐加は「不適格な航法」と判断され、3ヶ月の出場停止処分を受けました。
該当のレースについては、以下の記事で詳しく紹介していますので、今回は割愛させていただきます。

なお、高憧選手は後のインタビューで、「事故艇とフライング艇の表示を見間違えた」とコメントしています。

それでは、 出場停止処分の影響について紹介します。

まず、斡旋が削除されました。
両者のオフィシャルページを確認したところ、2023年5月20日時点で斡旋は全て削除されています。
これから、すぐに3ヶ月の出場停止が始まります。

斡旋削除により、高憧選手は常滑イースタンヤングを欠場することになりました。
この開催は、若手選手が活躍する人気レースなので残念ですね。

SG、PG1、G1に1年間出場できない理由

続いて、「グレードレースの出場」について紹介します。

休みは3ヶ月ですが、グレードレースの選出除外は約1年間続きます

その理由は、SG、PG1、G1の競走開催要綱において、「選考期間および前検日までに出場停止処分を受けた場合、出場を除外する」という規定があるからです。

つまり、選考期間中に出場停止処分を受けた選手は、該当のレースに出場できないということです。
各ビッグレースの選考期間は1年間、したがって、次の1年間はSG、PG1、G1への参加ができません。

※出場停止についてはSG、PG1、G1競走開催要綱第8条をご覧ください。

以下のビッグレースには、高憧四季と塩崎桐加が出場する可能性がありました。

レース名 開催日
PG1レディースチャンピオン(津) 8月1日
PG1ヤングダービー(下関) 9月19日
PG1クイーンズクライマックス(多摩川) 12月26日

高憧選手は、若手レーサーの祭典であるヤングダービーを欠場。
塩崎選手は、地元開催のレディースチャンピオンが欠場となりました。

これらのレースはまだ選考期間中ですが、両者は出場の可能性が高かったため、非常に残念です。
「不適格な航法」によるペナルティは、今回のように非常に厳しいものとなっています。