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競艇・5コースの予想で高配当を狙え!レース、まくり差し、アウトコース

競艇・5コースの予想で高配当を狙え!レース、まくり差し、アウトコース

現代ボートレースではイン逃げが主流
予想は簡単になりましたが、配当面で妙味がありません。

やはり狙いたいのは高配当
それには外枠(アウトコース)である5コースを軸にする予想がおすすめです。
今回は万舟まで狙える5コースの予想をお伝えします。

競艇の5コースは圧倒的に不利!

競艇の5コースは圧倒的に不利!
競艇の5コースは圧倒的に不利!

ボートレースの5コースは圧倒的に不利です。
というより、外枠(アウトコース)の4、5、6コースは全て不利となっています。

それは各コース1着率を見ると一目瞭然。
平均的なコース別勝率である「桐生競艇場、丸亀競艇場、蒲郡競艇場」で比較してみましょう。

(各コース別1着率)

競艇場1コース2コース3コース4コース5コース6コース
桐生競艇場54.4%13.5%13.1%11.5%6.2%1.9%
丸亀競艇場54.3%13.2%13.6%12.6%5.7%1.2%
蒲郡競艇場55.8%14.3%10.6%11.8%6.4%2.0%

左周りで3周するボートレースの競技上、内枠の方が有利になります。
それにしても5、6コースの勝率は低いですね・・・

ただし、その分オッズが跳ね上がります
下関競艇場G1地区選の優勝戦を例に見てみましょう。

(出走表)

  • 1号艇:寺田祥
  • 2号艇:大峯豊
  • 3号艇:海野康志郎
  • 4号艇:前本泰和
  • 5号艇:上平真二
  • 6号艇:原田篤志

(オッズ)

  • 1-2-3(7.9倍)
  • 2-1-3(62.1倍)
  • 3-1-2(54.2倍)
  • 4-1-2(122倍)
  • 5-1-2(305.3倍)
  • 6-1-2(416.2倍)

オッズを見ると5コースを軸にした予想を試したくなりませんか?
それでは5コースから高配当を狙える方法を見てみましょう。

5コースから高配当を狙う!競艇予想のコツ

5コースから高配当を狙う!競艇予想のコツ
5コースから高配当を狙う!競艇予想のコツ

まずは5コースの王道パターンスジ舟券(筋舟券)を確認しましょう。

基本的に5コースはスタートを決めない限り、展開待ちになります。

まずはボートレースで最も多い王道パターンを見てください。

  • 1コース:先マイ(先に回る)
  • 2コース:差し
  • 3コース:まくり
  • 4コース:差し
  • 5コース:まくり差し
  • 6コース:差し

大前提として5コースは展開待ちになります。
自力でスタートを決めての一撃もありますが、基本は展開をついてのまくり差しです。

では、スタート後の1Mを見てみましょう。
5コースは4コースのアタマを叩きにいきます。

ただし、3コースがまくりではなく「まくり差し」を選択すると、5の差し場が空きません!
なので3コースがまくり差さないレースを狙う必要があります。

5コースが勝つためには「3コースが鍵になる」というわけです。

3コースがまくり差さない(まくりに行く)パターンで高配当を狙う

3コースがまくり差さない場合、5コースにチャンス到来。
では、3コースがまくり差さない(まくりに行く)のはどんな条件でしょうか?

まずはスタートです。
3コースがスタートを決めれない状態かチェックしてください。
スタートタイミングに関しては節間タイミングを見るのがベスト。
もちろんF持ちかどうかも重要です。

次にモーターです。
3コースのモーターが劣勢なら、まくり差さない(まくりに行く)可能性大!
スタートを決めもスリット後に下がっていきます。

3コースが「スタート失敗orモーター劣勢」の場合。
スリット後、外に張る(スペースを取る)余裕がありません。
その結果、1Mでの回りシロが十分取れない状況になります!
※回りシロ:ターンするためのスペース

回りシロが取れない場合、まくり差しを決めるのは相当キツいです。
角度が浅くなるため、インの引き波に飲み込まれるでしょう。
どう頑張っても良いターンにはなりません。

ではどうするか?
3コースは窮屈な状況を脱するために、外を握りたいと思います。
必然的にまくりを選択するしかなくなります。

さらにダメ押し!5コースから3コースにプレッシャーをかける

3コースがスタート遅れて回りシロがない!
といっても、4コースがノンビリ走っていては「3→4」の方向にスペースを取られてしまいます。
その結果、3の回りシロが十分確保できる状況に・・・

それを防ぐために、5コースは内側へ絞って4コースへ圧をかけることが大事です。
両サイドから挟まれた3コース(12→3←456)はギチギチの状態!
これでは非常に苦しい、3はまくりを選択するしかありません。

とはいえ、圧をかけるレースかどうかは選手の特徴次第になります。
ちなみに新人レーサーは、ほぼプレッシャーをかけないレースをします。

2コースがスタート遅れた場合、5コースのチャンスは薄い

2コースがスタート遅れたら5コースのチャンスは薄い
2コースがスタート遅れたら5コースのチャンスは薄い

5コースに「展開が向くか」どうかの鍵は3コースです。
ただし、2コースにも注目してください。

2コースが「スタート失敗orモーター劣勢」なら、3コースがまくり差しを選択してしまいます!
なぜなら、いくら4、5コースから圧を加えても、2コースが邪魔にならないので3コースはハンドルを切りやすいのです。

5コースに展開が向くには、2コースはしっかりスリット後も伸びて壁になる必要があります。

高配当の出目!5コースがまくり差す場合の買い目は?

5コースのまくり差しが決まりそうな場合、「5=1-全」の買い目が鉄板になります。
2、3は5の引き波に飲み込まれますし、4、6はどうしても遅れをとってしまいます。

もし、5が自力でスタート決めての一撃なら、「5-6-全」を狙うのも面白いです。
しかし、ほとんどは展開ついてのまくり差し。
一撃狙いは余程の根拠がないと危険です。

また、4コースがまくりに行っての、5のまくり差しは4と6が2着に来やすいです。
「5-46-全」を狙って高配当が期待できます。

もしくは、3コースが強気にまくる選手の場合、3が2着に残ることが多いです。
そうなると「5-3-全」の目も狙えます!

5コースはアタマまで狙えることが魅力!

5コースはあくまで展開待ちの枠番です。
5コースを軸にした予想は非常に難しく、舟券に絡まないことも多め。

ただし、外枠の中では圧倒的に1着が取りやすいコースです。

4コースと比べるとわかりやすいと思います。
差し主体の4コースでは、イン逃げから4を軸にした「4-1-全」はかなり稀な買い目です。

対して5コースからのまくり差しは、角度が良ければ「5-1-全」を十分狙えます。
3コースがへこむレースを見つけたら高配当のチャンスですね。

そんな時に、5コースが得意な選手(馬場貴也、峰竜太、桐生順平など)がいたら熱いです。
是非5コースを軸に予想を楽しんでください。