【はじめてでもわかる競艇】競艇(ボートレース)とは何かを簡単解説!
競艇を始めたいけれど、どうやって知識を身につけたらいいかわからないと悩んでいるそこのあなた。
大丈夫です。そんなあなたに競艇の基礎知識をわかりやすく解説し、競艇の楽しさや魅力をお届けします。
この記事を読むだけで、今日からあなたも競艇通に。
競艇は公営競技
競艇はプロの選手たちによって行われる水上のモータースポーツであり、公営競技の一つです。
※公営競技とは、公的機関が賭博(ギャンブル)として開催するプロフェッショナルスポーツの総称です。
競艇は選手6名で1周600mの競走水面を半時計回りに3周し、誰が早くゴールを駆け抜けたを決める競技です。
6名による1800mレースと覚えておくといいでしょう。
他の公営競技の場合、競馬は最大で18頭立て、競輪は9名、オートレースは8車で行われることに対し、競艇は公営競技の中で最も少ない出走数のため、的中率が高いことも人気の理由のひとつです。
枠番は全てわかりやすいカラー表記
選手のユニフォームとボードにつける艇旗には以下のように枠番に合った色が決まっています。
1枠 1号艇 - 白
2枠 2号艇 - 黒
3枠 3号艇 - 赤
4枠 4号艇 - 青
5枠 5号艇 - 黄
6枠 6号艇 - 緑
このように色別することで、観客が遠くから見ても色だけで何号艇なのか判別できるようになっているのです。
競艇の誕生と歴史
競艇は1952年4月に長崎県の大村競艇場ではじめて開催されました。
大村競艇場での初開催は試験的なケースで、ウォーターサーキットとして全国初の公認競艇場となったのは三重県の津競艇場です。
モーターボートの歴史はかなり古く、ドイツのダイムラー博士が1.5馬力のガソリンエンジンをつけて走らせたボートが世界初のモーターボート言われています。
日本では1931年7月にアマチュアによる第1回全日本モーターボート選手権大会が隅田川で開催されました。
1950年5月に神奈川県逗子海岸と江戸川で日米対抗のモーターボートレースが開催され、これがベースになって現在の競艇が生まれました。
競艇の呼称が「競艇」に統一されたのは1997年度からで、かつての競艇の呼称は「ボート」「ボートレース」「モーターボート競走」と統一性がありませんでした。
2010年度からは競艇の統一呼称が「BOAT RACE(ボートレース)」に変更され、若い世代にも競艇が広まってきました。
競艇選手について知ろう
競艇選手は老若男女。60代で現役で活躍している選手も。
競艇選手は老若男女幅広く在籍しています。
現在、競艇選手は約1600人いる中、約1割は女性レーサーです。
年代は10代から60代までと幅広く、プロスポーツの中ではゴルフと並んで選手寿命が長い競技であると言われています。
年収2億円の競艇選手も…
競艇は公営競技でもっとも高収入と言われています。
階級によって変わってきますが、競艇選手の年収は平均1600万円です。
獲得賞金額が最高で2億円を超えるトップ選手も…
華やかな世界の裏には競艇選手の知られざる苦労もたくさんあるようです。
競艇場について知ろう
競艇場は東京ドームが6杯入る
競艇で使う水面のことを競走水面といいます。
競走水面は、33000平方メートル以上(タテ75m以上×ヨコ440m以上)の広大な水面を必要とします。
これは東京ドーム6杯以上の広さです。
その広大な水面は競走水面は湖や河川、海などを利用して設置されています。
競艇場は全国に24カ所
競艇場は北は群馬県の桐生競艇場から南は長崎県の大村競艇場まで、全国に24カ所あります。
競艇は1日12レース制で年間レース数はなんと約5万回にものぼります。
大会は年中どこかしらの会場で開催されており、モーニングレースからナイターレースまで昼夜問わず、競技を楽しむことができます。
■全国の競艇場一覧2.戸田競艇場(埼玉県戸田市)
6.浜名湖競艇場(静岡県湖西市)
7.蒲郡競艇場(愛知県蒲郡市)
8.とこなめ競艇場(愛知県常滑市)
9.津競艇場(三重県津市)
10.三国競艇場(福井県坂井市)
11.びわこ競艇場(滋賀県大津市)
14.鳴門競艇場(徳島県鳴門市)
15.丸亀競艇場(香川県丸亀市)
生観戦だけじゃない。競艇場では名物料理やイベントも楽しめます。
競艇場では名物料理やイベントが盛りだくさんです。
名物料理はリーズナブルな物が多く、大半は500円以下です。
以下に主な人気名物料理の一例をまとめました。
大半の競艇場ではお酒の販売も行っているため、名物料理をつまみに観戦を楽しめます。
また競艇場では選手との握手会やお笑い芸人などのミニライブ、子供向けのショーまで行っているため、家族連れでも楽しめる行楽スポットにもなってきています。
まとめ
今回は競艇の基礎知識や楽しみ方についてお伝えしました。
競艇はとても奥深いのでこの記事を読んで少しでも競艇ファンの方が増えてくれると嬉しいです。
興味を持ってもらえたら実際に近くの競艇場に足を運んでもらえたら競艇の楽しさを実感してみてください。